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第1章 地域の現況把握
(1)人口動向
郊外部での人口集積と中心市街地での人口の空洞化が進んでいる。
 
○市全体の人口は昭和60年をピークに減少にあり、昭和55年と比較して1.6%の減少となっている。市街化調整区域が4.1%、人口集中地区5.8%の増加に対し、市街化区域が2.4%の減少となっており、人口の増加は中心市街地と郊外部に二極分化している状況にある。
○まちなか区域においては、朝日一丁目と丸の内二丁目のみで増加しており、全体として減少傾向にある。
○人口密度は甲府駅周辺を中心として、周辺部に向けてなだらかに低くなっている。100人/haを超える町丁目は、中心市街地を取り囲むように分布している一方で、中心部は人口の空洞化の影響もあって、40人/ha未満の水準にとどまっている。
○まちなか区域における人口密度は美咲一丁目、朝日一丁目、北口一丁目、中央三丁目で相対的に高く、商業業務機能が集積している中心市街地で低くなっている。
 
図表1-1 人口の推移
  昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年
行政区域 199,262 202,405 200,626 201,124 196,155
都市計画区域 198,216 201,079 199,369 199,904 194,950
市街化区域 176,354 177,995 176,391 177,761 172,197
市街化調整区域 21,862 23,084 22,978 22,143 22,753
人口集中地区 159,544 162,115 174,628 173,858 168,833
資料:国勢調査
 
 
図表1-2 人口増加率
資料:国勢調査
 
 
図表1-3 人口密度
資料:国勢調査







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