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II サービス利用状況
【利用時間】介助サービスの利用合計時間の月平均は284時間、中央値は240時間。
 最も多いのは720時間(1日24時間×30日)と230時間〜240時間(1日約8時間×30日)の利用者。
 平均利用時間と、日常生活動作、居住形態、性別、居住地が有意な関連を持つ。
 日常生活動作では、全体介助の必要な人ほど平均利用時間は長くなる(図12)。
 居住形態では、一人暮しの人の平均利用時間が長い(表2)。
 月平均720時間以上利用している人の77%が一人暮らしである(表3)。
 また性別では、女性の方が平均利用時間が長い(表4)。
 
図11 月平均利用時間
 
図12 平均利用時間と日常生活動作

※(日常生活動作点数については、CIL版図9参照
 
 平均利用時間は、障害の重いほど増えている。
 
表2 平均利用時間と居住形態
  度数 平均時間
一人暮し 199 341.98時間
親族同居他人介助 78 288.88時間
親族同居介助 78 112.43時間
その他 10 351.80時間
α<0.001
 
表3 利用合計時間と居住形態(月利用時間720時間以上の場合)
  一人暮し(人) 親族同居他人介助(人) 合計(人)
月利用合計時間 720時間 10 2 12
730時間 1 0 1
740時間 1 1 2
744時間 5 0 6
合計(人) 17 3 22
 
 居住形態をみると、一人暮しをしている人の平均利用時間が圧倒的に多い。
 親族と同居し親族から介助を受けている人の平均利用時間は、一人暮しの人の1/3になっている。720時間以上の利用者をみると、1人暮らしの人が77%を占め、主な介助者である親族と同居している人はいない。
 
表4 平均利用時間と性別
  度数 平均時間
男性 194 266.30時間
女性 179 305.85時間
α<0.73
 
 性別では、男性より女性の方が多く40時間ほど、利用時間平均が多い傾向がある(男性=266.3時間、女性=305.8時間)。
 
【内容別利用時間】利用時間の内訳では、身体介助の平均時間が、110.9時間で最も多い。
 全体の利用時間の中で、自立生活センターが、それぞれの利用時間の8割以上を提供しており、自立生活センター抜きでは生活が成り立たない利用者が多いことがうかがえる。
 
 
 身体介助では、最大652時間、平均110.9時間、全体の85.8%の時間は、自立生活センターの介助サービスを利用している。家事援助では、最大485時間、平均40時間、全体の80.5%が自立生活センター。移動時間では、最大334時間、平均59.2時間、全体の82.6%の時間が自立生活センターによる。
 
【サービス依頼先】身体介助で66.5%、家事援助で69%、移動介助で80.1%の人が自立生活センターからのみサービスを利用している。
 身体介助、家事援助では2割以上の人が、公的団体、民間団体と自立生活センターを組み合わせてサービスを受けている。
 また自立生活センターの利用者がもっとも、障害が重い(図15)。
 
図14 介助内容別サービス依頼先
 
 自立生活センターのみからサービスを利用しているのは、移動介助で最も多く80%。
 身体介助は公的団体、民間営利団体と併用している人の割合が高く、自立生活センターと公的団体が8.4%、自立生活センターと民間営利団体が8.7%、自立生活センターと公的、民間団体6%となっている。
 家事援助では、公的団体のサービスのみを利用している人の割合が比較的高く、6.4%の人が公的団体のみからサービスを受けている。
 
 日常生活動作で介助が必要な程度と、サービス提供先は有意な関連があり、公的サービスの利用者が最も障害が軽く、自立生活センターの利用者が最も障害が重い。
 
図15 サービス依頼先と日常生活動作
 
【利用日・時間帯別サービス依頼先】早朝深夜79%、日曜祭日77%、緊急時75%の人が自立生活センターにサービスを依頼。
 
図16 利用日・時間帯別サービス依頼先
 
 日曜祭日は、自立生活センターと公的サービスを併用している人の割合が増える。また緊急時には、ボランティアや個人介助者と思われる「その他」の割合が増えている。







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