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II サービス利用状況
【利用時間】介護サービスの利用合計時間の月平均は、39.65時間、中央値は28時間。
 最も多いのは、月に14時間の利用(図13)。
 親族と同居し主に他人介護を受けている人の合計利用時間平均が最も長い傾向がある(図14)。
 
図13 利用時間
 
図14 利用時間合計と居住形態
 
 1人暮らしの人に比べ、同居する親族から主に介護を受けている人の障害が重いが(高齢協版図8参照)、1人暮らしの人の利用時間の方が長いことから、親族がかなりの介護を提供していることが推測できる。
 
【内容別利用時間】「家事援助」の平均時間が18.1時間で最も多い。全体の利用時間の中で、高齢協が、それぞれの利用時間の8割以上を提供しており、特に「家事援助」では、99%を占めている。
 
図15 内容別利用時間
 
高齢協の占める割合 84.2% 99.0% 80.1%
 
*障害者との比較のため、ここでは2003年4月以降の介護保険内の分類(「身体介護」「生活支援」)ではなく、「身体介護」と「家事援助」の分類を使用した。
 
 「身体介護」では、最大115時間、平均8.8時間、全体の84.2%は、高齢協の介護サービスを利用している。「家事援助」では、最大158時間、平均18.1時間、全体の99%が高齢協。複合では、最大135時間、平均11.4時間、全体の80.1%が高齢協を利用している。
 
【サービス依頼先】家事援助で96.3%、身体介護で87.9%、複合型で94.3%の人が高齢協からのみサービスを利用している。介護保険外の身体介護および複合型では、高齢協のみが100%、家事援助で93.8%と、高齢協のみからサービスを受けている人の割合が非常に高い。
 障害の重い人ほど、高齢協と他の団体を組み合わせて利用している傾向がある。民間の利用者が最も障害が重く、公的サービスの利用者が最も障害が軽い(図17)。
 
図16 介護内容別サービス依頼先(介護保険内)
 
 身体介護では、民間のみおよび高齢協と民間を組み合わせてサービスを利用している人がそれぞれ4.4%いる。
 
図17 サービス依頼先と日常生活動作
 
【利用日・時間帯別サービス依頼先】早朝深夜72.7%、日曜祭日82.1%、緊急時60%の人が高齢協にサービスを依頼。
 
図18 利用日・時間帯別サービス依頼先(介護保険内)
 
 緊急時には、民間を利用している人が20%におよぶ。また、高齢協と民間サービスを組み合わせている人が1割弱いる。







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