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私はこう考える【教育問題について】

 事業名 組織運営と事業開発に関する調査研究
 団体名 日本財団(The Nippon Foundation  


1992/01/28 朝日新聞朝刊
性教育は「性交」から 教研集会、小学校の試みを報告【大阪】
 
 アダルトビデオやポルノ雑誌の普及で性情報がはんらんする中、子どもたちが最も知りたがっている「性交」に触れない性教育は逆効果ではないか。27日まで和歌山市で開かれた全日本教職員組合(全教)教研集会の分科会で、こんな問題提起があった。今春から実施される小学校の新学習指導要領で「ヒトの誕生」が理科で初めて取り上げられ、高学年から性教育が本格的に始まるが、その出発点は「性交」ではなく「受精卵」。性教育の進め方に教師が頭を痛めるなかで、「性交から教えよう」との報告は関心を集めた。
 千葉県松戸市立六実第3小学校の松本徳重教諭(46)が報告した。松本教諭は「新教科書では、まず受精卵ありきで、その前提となる性交が隠されている」と指摘。「性交から逃げないで、科学的に教えることが必要だ」と述べ、数年前から実践してきた性教育を紹介した。
 その方法は、「何のために性器があるか」で始め、まず魚類、両生類の受精から入る。続いて、は虫類、鳥類、ほ乳類の順で交尾を学習すると、子どもたちはヒトの性交も類推するようになる。ここで「ヒトの受精はどのようにするか」に移るが、「男性のペニスをワギナに入れる」との表現でも、子どもたちは違和感なく受け入れた。父母の中に不安を訴える声もあったが、事前に保護者会で内容を説明すると、抵抗感はなくなったという。
 「ゆがんだ性情報がはんらんし、子どもたちは、知りたがっていることを隠すと、妙な勘ぐりをしてくる。性交から教えることで、自分のからだを大事にする心が培われた面もある」と松本教諭は話している。


 
 
 
 
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