|
はじめに
当協会では、かねてより有為な青少年の育成と豊かな社会づくり推進の立場から、ボランティア活動の普及推進に取り組み、その一環として、「社会開発青年奉仕隊」「1年間ボランティア計画」という、青年ボランティアの長期派遣プログラムを開発・実施してきた。
平成元年度からは財団法人日本船舶振興会の協力を得て、新たに「離島での青少年ボランティア活動の促進」事業に着手し、さらに平成9年度からは「過疎地域振興のための青少年ボランティア活動の推進」事業を実施している。
そして平成13年度からは、昨今深刻化している青少年問題のひとつである「児童・生徒の不登校の問題」に着目し、標題の『1年間ボランティア計画「不登校児等支援プロジェクト」』を実施している。
不登校児童、生徒は毎年増え続け、歯止めがかけられていない状況の中、不登校児童を預かり、生活を共にしながら、生きる力を育てる「不登校児等支援」を目指す団体の活動も全国で顕著になりつつあるが、その種の団体の多くは外部の支援体制もなく、人や資金等も十分に整備されていない状況である。
そこで協会では、これらの団体に「1年間ボランティア計画」の不登校児等支援プロジェクトとして、1年間にわたる青年ボランティアを計画的に派遣し、問題解決のための支援のネットワークづくりに力を注ぐことに努めてきた。
この報告書は、本年度参加した青年たちの論文レポートを中心に編集したものであり、多くの人に本事業を理解していただき、支援の輪が広がることを願っている。
末筆ながら、本事業の実施にあたり、ご協力およびご支援をいただいた財団法人日本船舶振興会をはじめ多くの方々に、心から感謝の意を表する次第である。
平成15年3月
社団法人 日本青年奉仕協会
平成14年度事業実施概要
1. 研修の実施
事前・中間・総括の3つの研修を実施した。中間研修は3ブロックに分けて実施した。
「事前研修」
平成14年4月7日(日)〜17日(水)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)
「中間研修」
<北部ブロック中間研修>
平成14年9月3日(火)〜6日(金)山形県西田川郡温海町
<中部ブロック中間研修>
平成14年9月10日(火)〜13日(金)岐阜県加茂郡白川町
<南部ブロック中間研修>
平成14年9月17日(火)〜20日(金)岡山県赤磐郡吉井町
「総括研修」
平成15年2月24日(月)〜3月2日(日)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)
2. 現地指導の実施
協会の職員が、現地活動中に活動先を訪問し、ボランティアヘの助言・指導をおこなった。
3. 公開報告会の実施
活動の成果を発表するために、公開報告会を実施した。
平成15年3月1日(土)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)
活動先所在地
【北海道・東北】
4 明日飛学園(福島県東白川郡)
【関東】
8 (NPO)青少年の自立を支える会(栃木県宇都宮市)
2 ゆうび小さな学園(千葉県柏市)
10 (社)青少年健康センター(東京都文京区)
14 (福)調布学園(東京都調布市)
【東海】
6(宗)デンマーク牧場こどもの家(静岡県袋井市)
9 北斗寮(愛知県蒲郡市)
【中部】
3 やすづか自由学園(新潟県東頚城郡)
5 (NPO)キープ(長野県下伊那郡)
7 Peaceful House はぐれ雲(富山県上新川郡)
【関西】
1 こどもの里 子どもの家(大阪府大阪市)
12 (福)神戸真生塾(兵庫県神戸市)
15 (福)神戸少年の町(兵庫県神戸市)
【中・四国・九州・沖縄】
11 (学)竹田南高等学校(大分県竹田市)
13 (福)島添の丘(沖縄県島尻郡)
|