日本財団図書館（電子図書館）　助成事業完了報告書

JAPAN－KOREA市民交流フェスティバル2002

日本財団特別協賛併催展示「海の道展」報告書

【1. 助成事業完了報告書概要】

日本財団　会長　曽野　綾子様

事業費総額：40,000,000円

助成金額：25,800,000円

【入場者数】

11月16日（土）、17日（日）両日合計　58,000人（概数）

【事業成果物】

：海の道展パンフレット14,000部（A4　表4色裏2色刷り　ペラ1P）

：紅白旗1,000組（2,000本）

：旗の振り方1,000枚（A4　1色刷り　ペラ1P）

：紅白紐3,000組（6,000本）

：紐の結び方3,000枚（A5　1色刷り　ペラ1P）

：クラフトキット羊諦丸1,500セット・宗谷1,500セット

：「朝鮮通信使　海の道」展示パネル、案内誘導・表示パネル（スチレンボード）

：「朝鮮通信使　海の道」生講談時送出用データ（CDR）

：「朝鮮通信使　海の道」講談及び「海を越えてきた使節団」同梱（DVD）

：特別併催展示「海の道展」展示風景（詳細はP4からの運営写真）

：配布用記念品（ボールペン3,000本、クリアファイル5,000枚）

：海の道展用幕張マップ日本語30,000部・英語10,000部（A3　4色刷り）

：海の道展用手提袋6,000枚（258mm×355mm　4色刷り）

：海の道展用ビニール袋10,000袋（320mm×440mm　表4色裏2色）

【2. 事業内容】

　江戸中期の「朝鮮通信使」の善隣友好・誠信交隣の精神を日韓新時代交流の中に甦らせるべく、「朝鮮通信使」の史実と交流の精神を紹介する「朝鮮通信使　海の道展」を2002年11月16日、17日の2日間に渡り、干葉県幕張メッセ展示ホール1にて開催する。

　具体的には、以下の3つのゾーンに分けて構成する。

（1）『海を渡った朝鮮通信使たち～海の道テーマ展示～』

　通信使船模型、航路パネル、当時の港の様子（巻物）・船団図屏風を正面から視覚的に訴えるように配置。また、船の大きさ、船団の規模、航海での出来事をパネルにて順次紹介するエリア。

（2）『朝鮮通信使「講談・ミニシアター」』

　講談師による講談と、VTRによる通信使の海路での行程を紹介。過去の通信使たちを紹介した前段のテーマ展示部分と、現代の通信使たちを紹介していく後段の海洋教室とをつなぐエリアでもある。

（3）『現代の海の道～海洋教室～』

　現代の日韓航路を紹介するパネルを用意し、現代の通信使とも言える海洋少年団が海洋技術のパフォーマンスを行う。また、海洋技術のレクチャーや遊び、乗船体験などを経て、海への理解を深めるエリア。

　尚、本事業は「日韓市民交流フェスティバル2002」のコア事業として開催。

　朝鮮通信使の基本理念と航海の足跡を辿ることで、過去から現代への交流の変化、これからの友好関係とはどのようなかたちであるかの理解促進を、海の技術を通して目指していきます。

【3. 制作展示パネル／案内誘導・表示パネル一覧】