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九州圏における海運振興関連施設整備
 
1.生鮮食料品輸送・保管のための保冷コンテナの整備
 
 離島に不足している生鮮食料品の安定供給及び水産物並びに漁獲物の流通過程で一時保管を図るため、保冷コンテナ及び冷凍コンテナを製作し、旅客定期航路事業者に管理委託することにより、離島住民の民生の安定に資するものである。
 
2002年度 保冷コンテナ 6個 整備
 
◎保冷コンテナ整備による効果
(1)生鮮食料品の安定供給
 生活必需物資である野菜・果物・乳製品等の生鮮食料品は、その大部分を本土からの海上輸送に頼っており、従来簡易コンテナや通常貨物として輸送されるためその鮮度は著しく低下、また、腐敗することが多かったが、本事業により整備が進み、離島住民に対する安定供給と物価の安定に多大な成果をあげている。
(2)荷役時間の省力化
 コンテナ化の進展により荷役作業の大幅な省力化、効率化が図られた。また、荷役作業時間が大幅に短縮され、定時運航確保とスピードアップにより離島住民に利便性向上に大きく貢献している。







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