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(2)舶用工業の概要
(1)業種別事業所数及び従業員数
 管内の事業所数及び従業員数ぱ平成13年12月31日現在、283事業所、28,611人である。
 これを業種別にみると、修理業が116事業所で2,415人、ぎ装品製造業が56事業所で4,148人、造船業が31事業所で15,122人となっており、これら3業種の全体に対する比率は、事業所数で71.7%、従業員数で75.8%となっている。
 また、事業規模別にみると、300人以下の中ないし小規模の事業所が全体の94.7%、50人以下の小規模事業所が全体の72.4%となっている。
(2)生産状況
 管内の舶用工業の生産高は、平成4年以降減少傾向にあったが、平成7年には増加に転じ、平成10年に過去10年間で最高を記録した。その後2年間は平成7、8年のレベルに落ち込んだが、平成13年は974.1億円で、前年に比べて金額で176.5億円(22.1%)増加し、過去10年間では平成10年に次ぐ生産尚となっている。
 また、舶用内燃機関の台数が大幅に増加したのは、平成12年9月に稼働を開始した船外機製造工場が、フル稼動したためである。(昨年の台数17,319台)
(3)製品別生産高
 製品別生産局を対前年比でみると、舶用タービン15.1%増、舶用内燃機関79.9%増、舶用ボイラ29.1%増、舶用補助機械19.1%増、係船荷役機械4.7%増、軸系及びプロペラ9.9%増、航海用機器8.0%減、ぎ装品3.3%増、部分品・付属品16.2%増となっている。
(4)工業標準化
 平成13年12月31日現在における、工業標準化法に基づく日本工業規格表示許可工場は1社である。
 
管内JIS表示許可工場
工場名・所在地 指定商品名 該当JIS番号
(株)鷹取製作所本社工場 舶用青銅弁 F7301〜04
福岡県浮羽郡吉井町213の1 舶用鋳鉄弁 F7305〜10
船用こし器 F7202、F7208
 
(5)平成13年舶用工業品製造実績(品目別)
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(6)平成13年舶用工業品修理実績(品目別)
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(7)造船関連工業造修実績の推移
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(8)舶用工業品製造実績の推移(品目別)
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(9)舶用工業品修理実績の推移(品目別)
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