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編集後記
◎春です。桜の開花便りも間近です。新しい年度も始まりますね。
 
◎九州運輸局の谷口局長様から福岡の街に関するエッセイをいただきました。
 福岡は新しくて活気ある現代の街であるだけでなく、歴史の重みのある街でもあるんですね。福岡がアジア地域の中心都市になる日も遠くないのかもしれません。
 
◎鹿児島県旅客船協会会長の岩男氏からエッセイが届きました。
 センター(目の前は関門海峡)にいるとクルーズ船が通過するのをよく見ます。見かけるたびにいつかクルージングに出たいと思っていました。岩男会長のお話を読んでそんな憧れが一層強まりました。
 
◎春号は「鹿児島県シリーズ」です。
○表紙は森田氏による「開聞岳」です。
 
○「九州地方整備局 港湾空港部 海と空のコーナー」は、九州地方整備局鹿児島港湾空港工事事務所のご協力をいただきました。
 
○「運輸と観光」シリーズは、鹿児島県地域振興部・交通政策課を初めとする皆様から、熱意あふれるレポートをいただいています。
 
○「ブレイクタイム」は九州運輸局の大瀬鹿児島運輸支局長による「かごしま山ある記」です。山頂に立ったときの「登った、やった・・・」という達成感は何ともいえませんよね。
 
○今月の「インタビュー」は鹿児島県奄美パーク園長の宮崎緑氏にお話を伺いました。
 インタビューの間中、目を輝かせて尽きることなく奄美の魅力を語る宮崎園長に圧倒されました。
 
○奄美パークの取材に同行してくださった九州運輸局名瀬海事事務所の福山所長さん。パークの中の遊びの庭にある「あま爺」(人形)から奄美の昔話を聞いた時です。あま爺は標準語と奄美の方言の両方で話してくれます。最初に標準語を、次に奄美の方言を選びました。福山所長さん、地元出身ですから奄美方言を標準語に同時通訳(?)してくださるのですが、右の耳で方言を聞き、左の耳で所長さんの同時通訳を聞き、2〜3分後に頭の回線がすっかり麻痺、「わあ、待って下さい。今の何語ですか。」「だから、奄美語ですよ。」と涼しい顔の所長さん。奄美の文化は奥が深いのです。
 
○同じく、奄美パークの中の田中一村記念美術館で。
 田中一村は奄美の自然に魅せられ、奄美に移り住んで奄美を描いた画家で、その鬼気ともいえる迫力のある緻密な、同時に奄美への愛情にあふれた作品が展示されているのですが、その作品をみながら、「これはすごい。写真そっくりだ。いや、写真よりすごい。本物だ。」と一作品ごとに感嘆の声をあげる所長さん。「そうなんですよ。ビロウはね、このとおりなんですよ。魚はね、この色そのままなんですよ。」地元の方をうならせる作品を展示しているこの美術館と奄美パーク、是非一度お訪ねください。
 
◎「コラム」は九州郵船(株)にお勤めの阿比留様のエッセイです。
 自分の町、対馬に誇りを持ち、対馬に来られる方が楽しめるようにお手伝いをする。熱意が伝わります。
 
◎「職場訪問」は(株)UFJ総合研究所の関研究員からのレポートです。
 対馬の魅力を歯切れよく、簡潔に語ってくれました
 
(T.I)
賛助会員入会のご案内
 (財)九州運輸振興センターでは、その使命とする事業活動にご理解、ご協力を賜わり、また、当センターを有効にご利用いただくために「賛助会員制度」を設けて、下記のとおり、広く賛助会員を募集いたしております。趣旨にご賛同のうえ、是非ご加入下さいますようお願い申し上げます。
 なお、当センターでは、会員の必要とする海運及び流通の振興と近代化に関する調査、研究を受託し、実施いたしております。
 
1.
加入資格
当センター設立の趣旨に賛同される方ならどなたでも加入できます。
2.
賛助会費
年間一口10,000円で、何口でも加入できます。
 
 
この賛助会費は、当センターの事業活動を通じて、広く地域経済の発展と民生の安定のために生かされます。
3.
特典
賛助会員には次のような特典があります。
 
(1)当センター作成の資料、文献及び定期刊行物が原則として無償で配布されます。
(2)当センター主催の講演会、研究会、研修旅行セミナー等へ特別な便宜のもとに参加できます。
(3)当センターの行なう海運及び流通の近代化に関するコンサルタント業務を利用できます。
(4)当センターの備付資料、文献等を閲覧し、借り出すことができます。







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