今回のイラク問題の発端は、13年前のイラクがクウェートに侵攻した湾岸戦争に端を発している。湾岸戦争に対しイラクは停戦協議を受け入れた。米国はじめ、多国籍軍がクウェートを解放し、イラクに対して大量破壊兵器の廃棄を条件として停戦になった。その後12年間にわたって、イラクは停戦決議を守ってこなかった。十分に協力してこなかった。そういうことから再度、昨年11月、国際社会は一致結束して大量破壊兵器、あるいは化学兵器、生物兵器の即時、無条件、無制限に査察に協力して誠意を示すべきだとの最後の機会を与えることを国連は採択した。
日本政府はこれまでも、イラクに対して、また米国、英国、仏に対しても、平和的解決がもっとも望ましいとの努力を最後まで続けるべきだと訴えてきた。しかし残念ながら、イラクはこの間、国連決議を無視、軽視というか、愚弄(ぐろう)してきた。十分な誠意ある対応をしてこなかった。私はこの際、そういう思いから、米国の武力行使開始を理解し、支持いたします。
もしも今後、危険な大量破壊兵器が危険な独裁者の手に渡ったらどのような危険な目に遭うか。日本も人ごとではない。我々は大きな危険に直面するということをすべての人々が感じていると思う。
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