職場(しょくば)であいさつする
−あいさつは職場(しょくば)のオアシス−
「人間関係(にんげんかんけい)はあいさつから」とよくいわれます
新生活(しんせいかつ)を気持ち良い(きもちよい)あいさつからはじめましょう。
あいさつ、オアシスという言葉(ことば)に関連(かんれん)させれば、おぼえやすいですね。
あ・・・明るく(あかるく)
い・・・いつでも
さ・・・先(さき)に(自分(じぶん)のほうから)
つ・・・次(つぎ)の一言(ひとこと)
オ・・・おはよう
ア・・・ありがとう
シ・・・失礼(しつれい)します/失礼(しつれい)しました
ス・・・すみません
さあ、あなたの職場(しょくば)を想像(そうぞう)して、練習(れんしゅう)してみましょう!
もっと、うまくできればいいな、と思う(おもう)のは誰(だれ)に対する(たいする)、どんなあいさつでしょうか。
毎日(まいにち)の寮生活(りょうせいかつ)で積極的(せっきょくてき)にあいさつすると職場(しょくば)で成功(せいこう)する練習(れんしゅう)になります
生活(せいかつ)をしているといろいろなことがあります。
職場(しょくば)の人(ひと)の状況(じょうきょう)に合わせて(あわせて)、適切(てきせつ)なあいさつをしてみましょう。
おはようの次(つぎ)の一言(ひとこと)が人間関係(にんげんかんけい)には大事(だいじ)です
1. 相手(あいて)が病気(びょうき)で1週間(しゅうかん)も休んで(やすんで)、やっと出勤(しゅっきん)してきた時(とき)
2. 相手(あいて)の親(おや)が亡くなって(なくなって)、葬儀(そうぎ)のあとに出て(でて)きた時(とき)
3. 相手(あいて)の子供(こども)さんが入学式(にゅうがくしき)だったので、休んで(やすんで)次の日(つぎのひ)にでてきた時(とき)
4. 相手(あいて)の配偶者(はいぐうしゃ)が事故(じこ)にあって、まだ入院(にゅういん)しているがやっと出勤(しゅっきん)してきた時(とき)
5. 相手(あいて)の子供(こども)さんの結婚式(けっこんしき)で休んだ(やすんだ)次の日(つぎのひ)に出勤(しゅっきん)してきた時(とき)
6. 相手(あいて)がいつもとは違う(ちがう)改まった(あらたまった)おしゃれな服装(ふくそう)で出勤(しゅっきん)してきた時(とき)
7. 近所(きんじょ)を歩いて(あるいて)いて、知り合い(しりあい)の人(ひと)にあった時(とき)
8. 相手(あいて)が休んで(やすんで)いる間(あいだ)に、勤め先(つとめさき)にある相手(あいて)の湯呑み茶わん(ゆのみちゃわん)を割って(わって)しまった時(とき)
9. 相手(あいて)が結婚(けっこん)・新婚旅行(しんこんりょこう)などの後(あと)、職場(しょくば)に出て(でて)きた時(とき)
その他(ほか)、これまでにあなたがあいさつに戸惑った(とまどった)時(とき)はどんな時(とき)でしたか?
あなたは何番(なんばん)を練習(れんしゅう)しておきたいですか
勤務時間(きんむじかん)に遅刻(ちこく)をしない、無断欠勤(むだんけっきん)しない、これは常識(じょうしき)です。
しかし、止むを得ず(やむをえず)遅刻(ちこく)をすること、欠勤(けっきん)しなければならない場合(ばあい)もおきます。できるだけ早く(はやく)、勤務先(きんむさき)には連絡(れんらく)しましょう。
1. 連絡(れんらく)する人(ひと)、担当者(たんとうしゃ)、責任者(せきにんしゃ)の電話番号(でんわばんごう)、携帯電話番号(けいたいでんわばんごう)、緊急連絡先(きんきゅうれんらくさき)などいつもメモ帳(めもちょう)に書いて(かいて)おきましょう。
2. 遅刻(ちこく)、欠勤(けっきん)の連絡(れんらく)は早ければ(はやければ)早い(はやい)ほどいいです。
欠勤(けっきん)の場合(ばあい)は数日前(すうじつまえ)であっても、仕事(しごと)の段取り(だんどり)に必要(ひつよう)なので、早め(はやめ)に願い(ねがい)でましょう。
3. 自分(じぶん)の都合(つごう)で遅刻(ちこく)になったのではない場合(ばあい)でも、仕事(しごと)に差し支え(さしつかえ)がでるので、「遅れて(おくれて)申し訳ない(もうしわけない)」気持ち(きもち)で連絡(れんらく)します。
例(れい):「本当(ほんとう)に申し訳ありません(もうしわけありません)が、電車(でんしゃ)がポイント故障(こしょう)で、快速(かいそく)が動かない(うごかない)ので・・・」
4. 電車(でんしゃ)が一定時間以上(いっていじかんいじょう)、遅れた(おくれた)場合(ばあい)には「遅延証明書(ちえんしょうめいしょ)」を駅員(えきいん)さんが乗客(じょうきゃく)に渡す(わたす)場合(ばあい)が多い(おおい)ので、それをもらって、勤務先(きんむさき)に出しましょう(だしましょう)。
5. 自分(じぶん)の都合(つごう)で遅刻(ちこく)をする場合(ばあい)、怒られる(おこられる)のがイヤで、すぐ、連絡(れんらく)したくない気持ち(きもち)になりますが、「クビはコワイ、馘(くび)よりましだ」と自分(じぶん)に言い聞かせ(いいきかせ)、しのぎましょう。
6. いつ行く(いく)のか、はっきり、伝え(つたえ)ます。「あと、30分(ぷん)には必ず(かならず)行き(いき)ます。」
「1時間後(じかんご)には必ず(かならず)、着き(つき)ますので。ほんとにすみません。」
「午後(ごご)には出ます(でます)。大急ぎ(おおいそぎ)でいきますので、よろしくお願い(ねがい)します。」
7. 自分(じぶん)がやる気(やるき)があり、仕事(しごと)を頑張る(がんばる)ということを伝え(つたえ)ます。
「午後(ごご)の仕事(しごと)、頑張ります(がんばります)ので」「いつか、埋合わせ(うめあわせ)しますので、よろしくお願い(ねがい)します。」
職場(しょくば)は誠実(せいじつ)で暖かい(あたたかい)人間関係(にんげんかんけい)と手際(てぎわ)のよい仕事運び(しごとはこび)で保たれて(たもたれて)います。
その職場(しょくば)にとって、なくてはならない人(ひと)になりましょう!
ポイント
メモ用紙(ようし)と鉛筆(えんぴつ)を用意(ようい)する
1. 明るい(あかるい)声(こえ)をだし、テキパキと!
2. 事業所(じぎょうしょ)(会社(かいしゃ)など)の名前(なまえ)をいう
☆「はい、○○建設(けんせつ)です。」
☆「はい、○○スーパーの事業部(じぎょうぶ)です。」
3. 相づち(あいづち)を返し(かえし)ながら、相手(あいて)の話し(はなし)を聞く(きく)
4. 必要(ひつよう)な返事(へんじ)をする
☆「少々(しょうしょう)、お待ち(まち)ください。」
☆「申し訳(もうしわけ)ありません。○○はちょっと、席(せき)をはずしていますが。帰り次第(かえりしだい)、こちらからおかけしましょうか?」
☆「ちょっと私(わたし)ではわかりませんので、担当(たんとう)と代わり(かわり)ます。お待ち(まち)ください」
☆「明日(あす)の10時(じ)ですね。わかりました。」
☆「はい。○○さんからお電話(でんわ)いただいことを、伝えて(つたえて)おきます。」
5. 丁寧(ていねい)に終り(おわり)のあいさうをする
☆「失礼(しつれい)します」「お電話(でんわ)、有難う(ありがとう)ございました」など。
ポイント
仕事(しごと)はいつも組織(そしき)のなかで行われる(おこなわれる)。組織(そしき)のなかで信頼(しんらい)される人(ひと)になろう!
☆明るい(あかるい)返事(へんじ)をする
☆相手(あいて)の方(ほう)を向く(むく)
☆指示(しじ)を繰り返し(くりかえし)、確認(かくにん)をする 大きな(おおきな)声(こえ)ではっきりと笑顔(えがお)で
☆必要(ひつよう)ならばメモをとる ボールペンとメモ帳(めもちょう)はいつもポケットに!
☆不明(ふめい)なことは、すぐ質問(しつもん)する 「今(いま)やっている仕事(しごと)が終って(おわって)からでいいでしょうか?」など。
☆やる気(やるき)を伝える(つたえる) 例(れい):「わかりました。できるだけ急いで(いそいで)やります。」
☆出来栄え(できばえ)をチェックしてもらう
☆終った(おわった)ら報告(ほうこく)する
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