日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

初級講習用指導書(電気艤装工事編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


11.4.2 ティグ溶接
 ティグ(TIG)とは、Tungsten Inert Gas Arc溶接の頭文字をとったもので、不活性ガスとしてはアルゴンやヘリウムが用いられる。これらの不活性ガス雰囲気中でタングステン電極と母材との間にアークを発生させ、そのアーク熱により母材及び溶接棒を溶融して接合する方法である。ティグ溶接の原理を図11.12に示す。
 
図11.12 ティグ溶接法の原理
 
 ティグ溶接は使用する電極及び極性により表11.2のように分けられるが、アルミニウム合金の場合には通常交流が用いられる。
 ティグ溶接は母材を溶融しながら溶接棒を加えて溶接するため厚板の溶接には不向きである。しかし小回りがきくため補修溶接、小物の溶接、薄板の溶接などでは高品質のものが得られる。
 最近、溶接機器のエレクトロニクス化が進み、パワートランジスタを用いたインバータ制御形式のものが現れた。この機器は再点孤用高周波火花回路が不用で、溶込み深さ、ビード幅及びクリーニング幅の制御が細かくできる上、タングステン電極がプラスとなる比率を低く抑えて限りなくDCSP(直流正極性)に近づけ、電極の消耗を低減できるなどの利点もある。
 
表11.2 極性の比較
(拡大画面:32KB)
 
11.4.3 ミグ溶接
 ミグ(MIG)溶接はMetal Inert Gas Arc溶接の頭文字をとったもので、ティグ溶接と同様にアルゴンやヘリウムなどの不活性ガス雰囲気中で行われる。電極となるワイヤを連続的に溶接部に送り、その先端と母材との間にアークを発生させる方法である。
 ミグ溶接に使用する電源は直流で、極性はティグ溶接と異なり逆極性である。
 
図11.13 ミグ溶接の原理







サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
502位
(24,541成果物中)

成果物アクセス数
9,307

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年11月29日

関連する他の成果物

1.レーダー講習用指導書(機器保守整備編)
2.レーダー講習用指導書(船舶自動識別装置、航海情報記録装置、衛星航法装置編)
3.無線設備講習用指導書(基礎理論編)
4.無線設備講習用指導書(艤装工事及び保守整備編)
5.無線設備講習用指導書(法規編)
6.船舶電気設備関係法令及び規則(強電用)
7.船舶電気設備関係法令及び規則(弱電用)
8.船舶電気装備資格者名簿
9.初級講習用指導書(電気装備概論編)
10.初級講習用指導書(電気機器編)
11.初級講習用指導書(電気工学の基礎編)
12.中級講習用指導書(電気計算編)
13.中級講習用指導書(電気装備技術基準編)
14.中級講習用指導書(電気艤装設計編)
15.中級講習用指導書(試験検査編)
16.レーダー講習用指導書(基礎理論編)
17.レーダー講習用指導書(装備艤装工事編)
18.平成14年度海事国際条約・船舶安全コース研修実施報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から