日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

初級講習用指導書(電気艤装工事編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


11.3 接地工事
 アルミ船は、船体構造物がアルミ合金製であるため、電気機器類の接地に当たっては、異種金属接触による電食を生じさせないように処理する。
 
11.3.1 機器の接地
(1)機器の本体は、船体構造物に有効に接地する。
(2)機器の接地がその取付足により有効に行われるものは、特に接地線は設けず、自然接地(メタルタッチ)でよい。(図11.4)
(3)木壁に直接取付けられる機器及び木座を挟んでアルミ合金製取付台に取付ける機器は、接地線で確実に船体構造物へ接地する。(図11.5)
(4)絶縁性支持物(ガスケット、防振ゴム板など)を介して機器を取付ける場合は、機器と船体間は接地線で確実に船体構造物へ接地する。(図11.6)
(5)定格電圧100V以上の移動灯、移動工具などの非導電金属部は、キャブタイヤケーブル内の導体により船体構造物へ接地する。(図11.7)
(6)調理室のように、水を使用する作業場所に設置する機器は、アルミ合金製取付台に直接取付ける場合でも、接地線で船体構造物へ接地する。
(7)機器の接地線は、その機器の電源線の導体断面積の1/2以上の導体断面積を持ったものとし、最小4mm2、最大70mm2とする(導電部導体断面積が2.5mm2を超える場合)。(7.3.2参照)
(8)電気的誘導障害などの雑音防止を目的として接地する場合の接地導体は、接地銅帯など、その目的に合致したものとする。(図11.8)
 
(拡大画面:23KB)
(注)
機器と船体構造物との接触部は、電気的に十分な接地回路を構成するように、塗料、錆、油脂、汚れなどを取り除くこと。なお、小形機器類にあっては、原則として歯付き座金を使用する。
図11.4 メタルタッチ方式による機器の接地
 
(拡大画面:48KB)
図11.5 接地線による接地
 
(拡大画面:17KB)
図11.6 防振ゴム取付機器の接地
 
(拡大画面:33KB)
図11.7 移動機器の接地
 
(拡大画面:15KB)
 
(接地線と接地金物の適合表)
接地線断面積 小ねじ、ボルト&ナット
M6 M8 M10 M12
14mm2以下
22mm2  
22mm2×2  
22mm2×3    
 
(拡大画面:15KB)
図11.8 船体構造物への接地線接続方法







サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
511位
(24,405成果物中)

成果物アクセス数
8,505

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年7月19日

関連する他の成果物

1.レーダー講習用指導書(機器保守整備編)
2.レーダー講習用指導書(船舶自動識別装置、航海情報記録装置、衛星航法装置編)
3.無線設備講習用指導書(基礎理論編)
4.無線設備講習用指導書(艤装工事及び保守整備編)
5.無線設備講習用指導書(法規編)
6.船舶電気設備関係法令及び規則(強電用)
7.船舶電気設備関係法令及び規則(弱電用)
8.船舶電気装備資格者名簿
9.初級講習用指導書(電気装備概論編)
10.初級講習用指導書(電気機器編)
11.初級講習用指導書(電気工学の基礎編)
12.中級講習用指導書(電気計算編)
13.中級講習用指導書(電気装備技術基準編)
14.中級講習用指導書(電気艤装設計編)
15.中級講習用指導書(試験検査編)
16.レーダー講習用指導書(基礎理論編)
17.レーダー講習用指導書(装備艤装工事編)
18.平成14年度海事国際条約・船舶安全コース研修実施報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から