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第21回 危険物輸送小委員会個別提案概要(結果)2
文書番号 表題 提案内容 対応 結果
02/30
(英国)
(4)
感染性病原物質のばら積み輸送 現行モデル規則には感染性病原物質(UN 2900及び3291)のばら積み輸送に関する規定はない。これらの規定は通常時には必要としないが、例えば、短時間に大量の動物の死体を輸送する必要がある場合には、必要となってくる。この輸送での問題点は、感染性病原物質の輸送中の散乱であり、これは交通事故時のみならず不完全な密閉状態での輸送でも起こり得る。UKではUN3291の貨物コンテナによる道路輸送を認めている。UN 2900及び3291の輸送での別の危険性としてこれら物質の輸送に伴う残液による危険がある。これを防止するためにはコンテナの液密性が必要である。UN 2900及び3291のばら積み輸送規定として4.3.2.4に区分6.2のばら貨物に関する規定を設ける。(1)非開放型コンテナに限る。UN 2900にはカバー掛けコンテナも可(2)非開放型及びカバー掛けコンテナ開口部は水密とする。(3)UN3291の輸送要件(形状、容器等)(4)UN 2900は輸送前に消毒すること。 適宜 次回修正提案
02/31
(ICDM)
(6a)
02/4(貫通試験)に対する意見 スペインが提案する貫通試験の妥当性は1つの事故での1個のドラム例では説明できない。モデル規則に規定する4つの容器性能試験は通常の輸送条件を考慮して定められており、輸送中の偶発的な事故まで含んではいないし、その必要もないと考える。通常の輸送条件の下で全ての容器について貫通による内容物の漏洩を考慮しての貫通試験の検討は時期尚早である。 賛成 採択
02/32
(英国)
(10)
日用品エントリーの追加 20SCETDGにおいて英国は日用品に関するスイス提案に意見を述べた。その時点でのSCETDGの議論を踏まえて日用品エントリーの追加を提案する。UN No.4000(この番号はICAO TI ID No.8000にならい日用品を特定するNU No.とする)PSN“CONSUMER COMMOCITY READY, containing small quantities of dangerous goods”Class 9 SP3XX LQ:Non P910SP3XX:本品名で輸送されるのは、個人用,娯楽用又は家庭用のもので、医者や医療機関が患者のために処分又は販売するもの及び家畜治療用に処分又は販売するものが含まれる。それに含まれる危険物の量は危険物リストのLQに示された量以下とする(small quantitiesの意味)。P910は現行ICAO TIの包装基準とする。 賛成 持ち越し(具体的決定は行われなかった。)
02/33
(米国)
(4)
タンクによる固体の輸送 前回会合で米国は現在規則においてその輸送に関する規定がない固体物質のタンクによる輸送規定の策定をコレポンGにより行うことを約束した。固体のタンク割り当て表(Annex 1)はIMDG Code、ADR/RID及び49CFRを参照し、W/Gメンバーからの意見を基に作成した。固体物質のタンク輸送が該当しない物質として、爆発性物質、爆薬及び硝安、物品、実務的にタンク輸送が考えられないセルロイドや切削くず等がある。固体物質のタンク輸送のための特別規定(TP)として「タンクの設計温度の範囲外の温度の固体及びタンクの許容総質量を超える固体はタンクにより輸送しないこと.物質の積み込みは荷重の均衡を保つこと.高温輸送物質の輸送には関連規定に従うこと。」との趣旨の規定を設ける。高温輸送物質等の輸送に関する追加規定(輸送可能物質等)を4.2.1.18に設ける。 賛成 次回修正提案
02/34
(米国)
(7/10)
遺伝子組換え微生物等の規定 本提案は、遺伝子組換え微生物(GMMOs)及び遺伝子組換え微生物(GMOs)に関する他の分野の規則とより整合させ、輸送規則の目的に適応させるために現行要件を簡素及び明確する改正である。現行規則においてGMMOs及びGMOsは感染性病原物質の定義及び分類要件に含められているが、殆どのGMMOs及びGMOsは感染性病原物質にはならない。規則は主管庁が使用を承認していないCMMOsを輸送するためにはこれをクラス9に分類している。(1)現行2.6.3.1.4のGMMOs及びGMOsに関する要件を2.9に移し、関連規定を設ける。2.9.3にGMMOs及びGMOsに関する規定を加える。(2)SP209を感染性病原物質となるGMMOs及びGMOs のUN No.の適用についての新規定に改める。(3)P904にドライアイス及び液化窒素を包装に用いる場合の要件を加える。 適宜 採択(修正)
02/35
(米国)
(8c)
SP296(物品要件)の改正 現行SP296には救命機器に含まれる危険物についての要件を規定しているが、これらには少量の火薬類(UN 0012)が用いられているものがある。従って、SP296を自動膨張式脱出スライド、個人用救命浮輪等にも適用できる趣旨に改正する。さらにP905は含有するクラス3や8の物質について規定しているがSP296にはこれがないので、これらについてもこのSPに加える。 適宜 採択(修正)
02/36
(米国)
(2)
ガス輸送に関する追加規定 本提案は圧力容器及びMEGCs(集合ガス容器)W/Gにおいて検討すべき事項についての資料である。以下の項目についての検討事項及び米国意見を示している。(1)P200の充填率の検証(2)複合ガス容器の設計及び構造基準(3)溶接ドラムの設計及び構造基準(4)深冷液化容器の構造及び検査の基準(5)溶接容器及び溶接ドラムの定期検査及び試験(6)UN承認高張力無継目圧力容器の定期検査及び試験(7)LPG用溶接容器に関する基準案(ISO22991)の評価 適宜 W/G検討資料
02/37
(カナダ)
(2)
圧力容器の定期検査等の承認システム 前回ガスW/GにおいてUN承認圧力容器の定期検査及び試験の一貫性や追跡可能性を確保するためにより詳細要件の必要性が検討された。カナダは各国等の異なる検査等の実態を考慮し入れて現行6.2.2.5の規定を基に圧力容器の定期検査等の承認システム規定案を作成した。6.2.2.6に「圧力容器の定期検査及び試験の承認システム」の規定を新設する。この中に、一般要件、検査機関の要件、定期検査及び試験機関の任務、定期検査及び試験機関の品質システム及び監査、承認手順、定期検査及び試験並びに証明書、及び記録、の各規定が含まれている。 適宜 W/G検討資料
02/38
(日本)
(3a)
煙火の分類基準(デフォルト基準) 煙火の分類基準W/Gが策定したデフォルト表(02/1:オランダ)では、わが国で製造されている花火(Shell of shells)の分類が正確に行われないので、実施した試験を基にデフォルト表の修正を提案する。“Report shell:>120mm 1.1G、120mm 1.3G及び Colour shell: >300mm 1.1G、300mm 1.3G”をデフォルト表にShell of shellsとして加える。 賛成 次期2年間に持ち越し
02/39
(米国)
(6b)
喫煙用ガスライター(UN1057)の包装 現在喫煙用ガスライター(UN1057)の容器基準P003には堅固な外装容器の使用が認められているが、この容器には性能試験が免除されている。最近米国に輸送される本物品の容器には非常に低性能の容器があり、損傷したものが発見されており、他の国でも同じであると考える。本物品の容器はP002に定められた性能を有すべきである。UN1057の危険物リスト第8欄の容器基準P003をP002に改め、第9欄にPPxxを加える。PPxxは「UN1057の容器はPGIIのレベルの性能に適合すること。容器は物品の移動やガス等の漏洩や偶発的着火を防止できるように設計、製造されること」の趣旨の規定とする。 賛成 採択(修正)
02/40
(ICCA/ICCR他)
(6b)
フレキシブルIBCsの反復使用 フレキシブルIBCs(FIBCs)の再使用は4.1.1.9に規定から可能であるが、再使用する場合の要件については具体的規定が設けられていない。FIBCsの再使用前に行われることがある修理やその責任者の特定等について規則に具体的規定を設ける必要がある。ICCA、ICCR及びICPPは共同してFIBCsの反復使用に関する規定案を提案する。次の趣旨の規定を4.1.2.6として加える。FIBCs(紙製のものを除く)は本規則の関連規定に適合すれば再使用できる。FIBCs(13H/13L)は再使用前に次の要件を満足すること。(1)FIBCsは洗浄及び主要構成部分以外の取り替えすることができるが、これらの作業後にも本来の設計型式に適合すること。(2)洗浄及び主要構成部分以外の取り替え作業を第三者が行った場合には、規定された表示を行うこと。(3)洗浄及び主要構成部分以外の取り替え以外の修理作業は主管庁の承認した条件以外では行わないこと。 適宜 採択(修正)
02/41
(南ア)
(8c)
錠剤状次亜塩素酸カルシウムの新SP 錠剤状次亜塩素酸カルシウム(CHP)は顆粒状のものに替わってその需要が増大している。南アでは年間数百トンの錠剤状CHPが製造されている。錠剤状と顆粒状のCHPの反応性試験を実施したが、錠剤状のものは反応しなかった。しかし、これを分配カートリッジに入れた場合には輸送中に火災危険がある。錠剤状CHPはPGIIIとする趣旨の新SPxxxをUN1748に加える。 適宜 採択(修正)
02/42
(南ア)
(8c)
カルシウムカーバイドを含有するシアン化カルシウムの新エントリー 「黒シアン」として知られる“AeroBrand cyanide”はシアン製造工程で得られ、2−3%のカルシウムカーバイドを含有する。この残滓カルシウムカーバイドは水と反応してアセチレンを発生する。これは金分離剤として年間数千トンが生産されている。この物質は現在UN3134として輸送されているが適切ではないのでこの物質の新エントリーを提案する(データシート添付)。UN XXXX シアン化カルシウム、カルシウムカーバイドの含有率が0.1%を超えるもの Div. 4.3+6.1 PGI包装基準:P403、IBC04 SP B1 賛成 取り下げ
02/43
(オランダ)
(10)
オーバーパックの表示 金属ドラムや木箱がオーバーパックとして用いられる場合に品名、UN No.及び標札は付されているが容器のUNマークがなく、それがオーバーパックなのか容器なのかの区別がつかず、混乱する場合があるので、5.1.2.のオーバーパック表示規定に“OVERPACK”の文字を表示する旨の規定を加える。 賛成 採択(修正)
02/44
(蘭/独)
(8b)
物理的性状によるUN No.の決定 物理的性状(液体/固体)によるUN No.の決定に関して前回会合までに、固体及びその溶液並びに異性体の異なる成分の物質には液体/固体、夫々のエントリーを設けることが同意された。更に、新しいUN No.の決定に伴う品名、包装基準の割り当ても行わなければならないことが前回会合に報告されている。これらに基づき蘭/独は、次の改正を提案する。(1)新しい新しいUN No.による関連エントリーの危険物リストを付録として添付する。(2)3.1.2.4を「多くの物質には液体/固体夫々のエントリーがある。これらのUN No.は夫々隣接する必要はない」趣旨に改める。(3)UN 2511(固体)のエントリーは常温では液体であるので削除する。UN3207のPG II及びIIIのIBC SP B2及びB3は削除する。 賛成 採択(一部修正)
02/45
(蘭/諾)
(6b)
フェロシリコンのIBCsによる輸送 フェロシリコン(UN1408)のIBCsによる輸送について、ADRにおいては従来からUN試験要件の適用除外IBCsの使用を認めているが、モデル規則に調和させたIMDG Code(Amdt−30)ではこれを認めておらず、オランダの港での滞留が生じている。本物質の危険性の程度を考慮してADRと同じように無試験IBCsの使用を認めるよう提案する。具体的には、UN1408について危険物リストの第9欄にB6を加え、SP B6にUN1408を加える。 適宜 採択(修正)
02/46
(米国)
(11b)
GHS/TDGの標札に関する研究結果 前回SCETDG及びGHSの会合において米国は、GHSの赤色菱形形象とその輸送規則の効力、輸送中の応急措置、輸送の安全、適合性及び実施にへの影響に関する研究について説明した。これに対する意見を基に米国は研究の方法を修正し、資料調査、方法論及び調査計画は付録として添付した。研究方法はILO GHS W/Gが策定したものに整合させている。調査研究は、安全性及び作業者等の責任の分担に影響を及ぼさないようなGHS形象及びこれと輸送の形象とを作業者や緊急時対応者が区別できるかどうかを決定するために実施している。この研究結果は7月の会合に提出できるであろう。この提案はSCETDGにも提出している(C.3/2002/46)。 適宜 情報
02/47
(フランス)
(10)
少量危険物 前回の委員会において少量危険物として一部規定が免除される状態で輸送される危険物の安全性に疑問があるとの意見が出されていたのでフランスは、少量危険物として適用除外システムについて最近の事故(トンネル火災)の場合についてその危険性を評価したが、事故時における少量危険物の輸送上の危険性は必ずしも少ないものであるとはいえないことが判明した。本文書は、少量危険物輸送の適用除外システムにに関する研究報告書である。この研究は、(1)各クラスの危険物についての危険性評価(1)環境危険(2)腐食性危険(3)火災危険(2)容器の種類についての評価(1)エアゾール噴射器(2)クラス3物質の容器、について実施した。その結果から、次の結論を得た。(1)少量危険物による輸送は、少量であることにより事故時の影響は制限できるが、安全上の影響をなくすことはできない。(2)これは総積載量によりその影響を調整することができる。(3)内装容器について規則の最低要件として次の点が、検討されるべきである。イ. 液体を収納した金属容器のプラスチック蓋 ロ.更なる厳しい制限又はガラス容器の禁止。(4)PG I物質の少量危険物システムからの除外(RID/ADRに限る。) 適宜 情報
02/48
(事務局)
(11)
試験マニュアル第31節(エアゾール) 2SCEGHSは、物理化学危険性の分類に関する試験及び判定基準を危険物輸送の試験マニュアルによることとしてGHS勧告案から引火性エアゾールの試験及び判定基準を削除した。これに伴い試験マニュアルに引火性エアゾールの試験及び判定基準を加えなければならないので、先にSCETDGで合意され、SCEGHSに送った試験及び判定基準を試験マニュアル案“SEECTION 31”として作成した。 適宜 採択(一部修正)
02/50
(ICDM)
(6b)
02/2(振動試験)に対する意見 1999年12月のSCETDGは将来におけるモデル規則への振動試験の採り入れの原則を票決により決定した。ICDM/ICCRは各国からの振動に起因する容器の事故等の解析に基づいて本件を検討すべきことを表明した。スペイン提案ではこの試験を全ての容器に課すべきとしているが、鋼製ドラムを念頭においており、ドラムの巻き締めの種類による振動への適応性を述べているが正確ではない。本試験の全般的適用には問題があり、このことは若干の代表が費用的及び実施の困難性を指摘している。スペインは全ての容器に本試験を適用することについて他の団体との協議するとの以前のSCETDGの要請に応えていない。 適宜 採択
02/51
(イタリー)
(11a)
環境有害物質 20SCETDGは水質汚濁物質の分類に関する規定を英国提案を基に第2.9章に取り入れた。その際の議論でこのテキストについて不要な内容の削除及び説明が必要である参照公式文書の採りいれが指摘されていた。イタリーはこの指摘に賛成し、簡素化したテキスト(Annex)を提案する。提案趣旨は、(1)簡素化テキストは基本的判定基準を保ち、分類基準に関するOECD文書(GHS文書は未だ準備されていない)を参照文書とする。(2)相互参照文書の削除(GHSは環境有害物質に限らない)。(3)輸送に無関係の有害カテゴリーの分類手順の削除。(4)説明規定の編集上の見直し。 適宜 採択(一部修正)
02/52
(オランダ)
(11a)
水質汚濁物質の分類 20SCETDGにおける環境有害物質の検討の際にすでに環境有害物質とされているものについての分類基準の適用を検討すべきであるとの要請は次回の検討事項とされた。オランダはこの検討にはGHSを考慮することが重要であると考える。GHSの序説にもあるように、水質汚濁物質の分類基準は全ての物質及び混合物に適用すべきである。水質汚濁危険にGHSを適用するには2つの選択肢がある。(1)は水質環境危険物質及び混合物に新クラスを設ける(例えばクラス9.1)、(2)は現行IMDG Codeの海洋汚染物質のシステムを採り入れる、である。このいずれの方法がよいかをSCETDGで検討する。 適宜 次期持ち越し
02/53
(EIGA)
(2)
引火性ガスの定義 GHSの引火性ガスの定義(C.4/2001/21)に関して、(1)GHSの分類基準、2.2章第1表「(b)下限界の値に係わりなく引火性限界が12%以上のガスはカテゴリー1とする」を削除する。(2)注1の“Ammonia and”を削除する。アンモニアの除外について、引火性限界が12%以上は引火性ガスであり、濃度が13%未満で発火性のないガスであるアンモニアは、2.2章第1表(b)の削除により自動的にカテゴリー2に分類される。臭化メチルの場合は複雑で資料によりその分類が異なるので、現在のままとする。この物質はオゾン破壊の問題で2005年までに段階的に生産がなくなる。この提案はSCEGHSにも提出している(C.4/2002/5)。 適宜 不採択
02/54
(米国)
(6b)
UN2813に対するPP83 20SCETDGはUN2813(水反応可燃性物質)のPG Iのものに対して新しいPP83を加えることに同意した。この措置は即席食品加熱用物質の輸送を容易にするためである。PP83はPGIのもののみに水密性袋の使用を規定しているが、即席食品加熱用物質にはPG I以外の物質も使用されることがあるので、PP83をPG II及びIIIのものにも適用すべきである。(1)PP83について、PG Iを削除し、若干の文言修正をする。(2)UN2813のPG II及びIIIの第9欄及びP410にPP83を加える。 適宜 採択
02/55
(IAEA)
(9)
IAEA規則の改正 IAEAは従来の10年毎の改正を国連勧告の改正頻度にあわせて2年毎とした。2002年3月に開催されたIAEA TRANSSCは、1996年版IAEA放射性物質安全輸送規則(IAEA規則、ST−1)の改正(TS−R−1)を承認した。本提案はこのIAEA規則の改正内容を国連勧告に採り入れるためのものである。国連勧告の改正部分の一覧表を提供している。 適宜 採択(一部修正)
02/56
(事務局)
(12)
輸送と安全保障 本文書は、UNECE欧州内陸輸送委員会64回会合(2002年2月)に提出されたものである。9月11日の事件を契機に国連総会及び安全保障理事会はテロ防止に有効な手段に関する国際的協力の必要性を呼びかけた。危険物輸送に関しては、ADR及びANDにおいて輸送関係者の適時なチェックを義務付けておりこれが安全保障に役立っている。ADR及びANDは輸送関係者の教育・訓練要件や安全アドバイザー要件を規定しており、間接的な安全保障要素となっている。道路輸送及び道路安全については1968年ウィーン条約があり、安全保障問題に関する直接的な規定はないが、多くの安全保障目的に役立つ規定が含まれている。UNECE地域における輸送上の追加的安全保障要件に関しては、輸送に関する現行諸規則における問題点の見直しが必要である。更に、UNECE地域以外からの輸送については、関係する国連機関との協力が必要である。 適宜 持ち越し







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