日本財団 図書館


WHO笹川健康賞
笹川健康賞は、世界の入々の健康増進のためのプログラムやプライマリ・ヘルスケアにおいて顕著な貢献のあった個人、または非政府団体等を対象として顕彰するものであり、今後の活動の発展を奨励することを目的としている。 (WHO笹川健康賞規定第4案より引用)
 
 
 WHO笹川健康賞は、1984年、当時の事務総長ハーフダン・マーラー博士と日本財団会長笹川良一氏の問で「世界の人々に健康を」というWHOの掲げる目標を達成するために創設されました。世界には、今なお、健康によってもたらされる豊かな生活を享受することなく、困難な暮らしを余儀なくされている人々が数多くいます。過去の受賞者たちは、ユニークで革新的な方法によって住民の意欲を高めていくと共に、プライマリ・ヘルスケアの活動を通じて、人々の健康増進に貢献しています。受賞者は、WHOの執行理事を中心に笹川健康賞選考委員会において選考され、執行理事会での議決を経て決定されます。笹川健康賞授与式は、毎年5月WHO本部(スイス)にて開催される世界保健総会の席で行われ、受賞者には、賞金と記念のトロフィーが手渡されます(賞金総額10万ドル/年を限度とする)。1985年から2002年までに13団体と28名の個人が受賞しています。
 
コロンビア:ダビド・エスコバル博士の活動(第1回WHO笹川健康賞受賞者)
保健衛生教育、保健思想の普及とプライマリ・ヘルスケアの発展に寄与した。特に、農村地域の児童の口腔衛生や眼科ケアの向上に導いた。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION