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操船シミュレーションの機器整備(下期)
船の科学館殿向け操船シミュレータ保守点検作業報告書
 
 
平成14年12月18日
株式会社三井造船昭島研究所
 
1. 作業日時 平成14年12月5日(木)10:30〜17:30
2. 作業場所 船の科学館 操船シミュレーション設置室(6F展示場)
3. 作業立会者 財団法人 日本海事科学振興財団 学芸部 担当部長代理(管理課担当) 石田様 学芸部管理課 専門役(課長代理) 宇田川様
4. 作業員 三井造船昭島研究所 草ケ谷、岸本
5. 装置名称 操船シミュレーション
6. 作業内容 下記より記載
 
(1)装置の現状確認
 
(1) スロットルレバー、操舵ハンドルについて
   上期機器整備時と同様に、操船時に使用するスロットルレバーは使用頻度が高いため、ガタツキが生じ、動きが軽い状態になっていました。また、操舵ハンドルは回転部のガタツキがありましたが、動作・機能に問題はありませんでした。
 
(2) 装置内部の挨について
   上期機器整備に徹底的に清掃したため、冷却用ファンによる装置内部のホコリは、あまり多く見られませんでした。
 
(3) 画像表示用29インチCRTについて
   11月26日(火)に右側の画像表示用29インチCRT故障が発生し、景観が画面に投影されないことを確認しました。(写真1.参照)
また、他の2台CRTの背部(ブラウン管、基盤等)にホコリ・汚れが付着していることを確認しました。
 
写真1. 右側29インチCRT
 
(4) 画像生成用PC内部のリチウム電池について
   画像生成用PC内部のリチウム電池は、上期機器整備に3台交換作業を行っており、リチウム電池が特に消耗している様子はありませんでした。
 
(2)装置の外部・内部の清掃
 
(1) 装置内部のシミュレーション制御PCの取り外し
   装置の外パネルを外し、シミュレーション制御PCを取り外しました。
(写真2. 参照)
 
写真2. 機器の取り外し
 
(2) 装置の外部・内部の清掃
   装置の内部の清掃を行い、装置の外部は拭き掃除等を行いました。
(写真3. 参照)
 
写真3. 装置内部の清掃
 
(3)装置内部の機器清掃・点検
 
(1) 各機器・各PCの清掃、点検
   各機器、各PC、各接続ケーブルを清掃し、接続不良等ないよう点検を行いました。
 
(2) 画像表示用29インチCRTの清掃、点検
   画像表示用29インチCRTの背部(ブラウン管、基盤等)にあるホコリ・汚れが原因で故障が発生しないように、ブロアーにてホコリを吹き飛ばし、汚れ等を科学モップで拭き取りました。
(写真4. 参照)
 
写真4. 清掃後の29インチCRT







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