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13. 海水を採取しよう
【使用する道具】採水器(さいすいき)
 採水器を使って、2種類の深さの海水を採り、海水温などを比べます。このときの深さは、測る場所の水深に合わせて決めてください。
 
(1)採水器本体の銀色の部分を「カチッ」と音がするまで上にあげます。
 
(2)ピンチコックとゴム栓が閉じていることを確認し、海中に降ろします。
 
(3)ロープには0.5mごとのメモリがついています。採水したい深さまでロープのメモリを確認しながら降ろします。このとき、ロープが斜めにならないように垂直に採水器を降ろしましょう。
 
(4)メッセンジャーをロープにはめ込み、上下をひねって外れないようにしてから、海中に落とします。
 
(5)採水器を引き上げ、海水をビーカー(大)に入れます(2種類の深さの海水を採取したのでビーカーは2つになります)。
 
(拡大画面:30KB)
 
(1)海水の温度を測ってみよう
【使用する道具】温度計
 採水器で採った海水を使用します。ビーカーに温度計を入れ、メモリの動きが安定したら温度を読み取りましょう。
 
 
(2)海水のにおいをかいでみよう
 水のにおいは、40℃くらいに温めるとよくわかります。自分でほかの海や川などを調べるときは、ビンなどに入れて持って帰り、温めてみましょう。
 水のにおいをかいで、感じたことを記入してください。
 







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