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10. 海の深さを測ってみよう
【使用する道具】測深鉛(そくしんえん)
 ロープをゆっくりと降ろしながら、0.5m(メートル)ごとのメモリを読み取ります。海底におもりがつくとロープがたるみます。
 ロープを軽くひっぱり、たるみをとって、メモリを読み水深を測ります。
 
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 海の深さを測る目的の1つは、船の座礁(ざしょう)を防ぐためです。
 昔は今のように海図が正確ではなく、音響探査(おんきょうたんさ)(海底に音波を送り、その反射時間によって距離を測定する方法)で深さを知ることもできなかったので、岸に近づくと測深鉛を降ろして深さを測り、船が海底に当たらないようにしました。
 同時に底質を調べることによって、錨(いかり)のロープ(チェーン)の長さを決める手がかりにもしました。







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