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松本市長 有賀 正
 
 第27回長野県少年剣道錬成大会が県下より多くの小中学生の皆さんの参加のもと、松本市において盛大に開催されますことを心からお慶び申しあげます。
 「剣道を学べば人生に通じる」といわれています。21世紀を担う青少年の皆さんにとって多感な成長期に剣道に親しむことは、自らの可能性を広げ、かけがえのない友を得て、やがて心身共に大きく成長するための錬成の場でもあります。
 日本古来の武道である剣道は「気勢」や「姿勢」など、相手を打つだけでなく、その質までが問われることから一般的なスポーツとは違い、そこに難しさや、反面、やりがいがが生まれるのだと思います。
 この大会は、長野県下の剣道を志す小学生、中学生にとって日頃の修練の成果を試す大変良い機会です。いままで、修練されてきた技と精神力を十分発揮していただき、白熱した好試合が展開される事を期待しています。
 また、剣道という同じ道を志す者同志、試合を通じてお互いの友情と親睦を大いに深めていただきたいと思います。
 そして、ぜひ、そのみなさんの礼儀正しく元気あふれる行動力を学校で、家庭で役立て、みなさんを中心に明るく希望にあふれる社会を築いてください。
 終りに、大会開催にあたり、ご尽力頂きました関係の皆様に心から敬意を表するとともに、長野県剣道道場連盟をはじめ関係各位の益々のご発展と、選手の皆さんの健闘をご祈念申し上げ挨拶と致します。








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