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総 括
栗原 彬 立教大学法学部教授
 
くりはら・あきら 1936年宇都宮市生まれ。東京大学大学院社会学研究科、コロンビア大学大学院社会学部卒。現在、立教大学教授、政治社会学者。水俣フォーラム代表、日本ボランティア学会代表。国内外でのフィールドワークや旅から学ぶ。研究テーマは市民社会論、アイデンティティ論、社会運動論、宗教社会学など。
著書に「管理社会と民衆理性」(新曜社)、「人生のドラマトゥルギー」(岩波書店)「証言・水俣病」(編著・岩波新書)、「内破する知」(共著・東京大学出版会)など
 
・総合進行
半田 結 九州看護福祉大学助教授
 
はんだ・むすび 筑波大学大学院博士課程芸術研究課満期退学。筑波大学現代文化・現代詩学系技官を経て、現在、九州看護福祉大学看護福祉学部助教授。専門は美術教育。8年間、友人の画家と一緒にお絵かき教室を開催。人間が本来持っている内的な成長過程を育む、自己治癒的な側面を重視した芸術(的な)活動によるこころの癒しがテーマ。
阪神大震災やガンなど、親を亡くした子どもたちとその家族の死別体験から回復(グリーフ・ワーク)、およびボランティアを擁したNPOなどのグリーフ・サポート・システムの構築を研究。
大学では、現代美術を、ふつうの言葉で当たり前に楽しめる授業と実践中。論文「子どもの心の世界−震災遺児たちの絵から」「震災遺児家庭の震災体験と生活実態」(あしなが育英会、1997年)、「放射するエネルギーとしての癒し−高松次郎の仕事から」「九州看護福祉大学紀要」(1999年)など。著書に「死の社会学」(共著、岩波書店、2001年)








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