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審査委員紹介
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池田 庄作 1921年石川県に生れる。
(財)日本太鼓連盟副会長 1960年御陣乗太鼓保存会を設立し、国内外で演奏活動を行う。1979年に全日本太鼓連盟設立に発起人として参画し、設立後は代表世話人に就任する。
  1985年石川県太鼓連盟を設立、理事長に就任する。同年、石川県文化活動奨励賞を受賞する。
  1992年全日本太鼓連盟の組織変更に伴い、副会長に就任する。
  1996年社団法人石川県太鼓連盟を設立、理事長に就任する。
  1997年財団法人日本太鼓連盟の設立に伴い、副会長に就任する。
  1998年財団法人日本太鼓連盟特別公認指導員に認定される。
  2000年北國風雪賞を受賞する。また同年、文化財保護功労者として文部大臣から表彰を受ける。
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大宅 映子 1941年、東京生まれ。63年、国際基督教大学卒業後、PR会社勤務を経て69年に(株)インフォメーション・システムズ(NIS)を設立。代表取締役を務める。
評論家 NISでは、企業や団体の文化イベントの企画プロデュースのかたわら、1978年から始めたマスコミ活動では、国際問題・国内政治経済から食文化・子育てまで幅広く活躍中。
  これまで多くの審議会の委員を務めてきたが、その範囲は「税制調査会」「地球的規模の環境問題に関する懇談会」「医療保険福祉審議会」「衆議院議員選挙区審議会」「行政改革委員会」「警察刷新会議」「教育改革国民会議」など広範囲に及び、日本の構造改革に関わってきている。
  また、資生堂(株)社外監査役、放送と人権等権利に関する委員会委員及び(株)ジョンソン社外重役でもある。
  現在のレギュラーは、TBS系ラジオ「土曜ニュースプラザ」、日本放送「高島ひでたけのおはよう!中年探偵団」(火曜日)、TBSTV「サンデーモーニング」である。
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小口 大八 特別公認指導員・課題曲作曲者。
(財)日本太鼓連盟副会長 1951年諏訪大社の太々神楽の復元をし、爾後日本の風土から生まれた和太鼓の伝統的な大小様々な音色の異なった太鼓を集めて、オーケストラ方式による独創的な組太鼓スタイル(複式複打法)を創案完成した。新次元の太鼓音楽として世界に冠たる民俗芸能を作り上げ、全国各地の公演と指導、たび重なる国際公演に絶賛を博し、国際親善文化交流にも大きく貢献した。'98長野オリンピック「日本の祭り」に出演、絶賛の2000人揃い打ちを作曲指揮「勇駒」「信濃田楽」「万岳のひびき」は、世界36億人に強い感銘を与え、改めて日本太鼓の素晴らしさを知らしめた。また、日本全国534チームに及ぶ太鼓連を指導育成したほか海外はサンフランシスコを始め全米8チーム、カナダはトロント他5チーム、その他シンガポール・クウェート、など全世界に御諏訪太鼓指導チームを持ち、弟子の数7000名を数えている。
  著書には「日本の太鼓」(1980年)、「日本太鼓基本打法」(1981年)、「天鼓」(1986年)、「複式複打法教本」(1994年)がある。1991年には、国際アカデミー賞も受賞している。
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小泉 武夫 学者、作家、エッセイスト、冒険家、発明家の顔を持つ。
東京農業大学教授 1943年、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学教授。専攻は醸造学・発酵学。農学博士。国立民族博物館共同研究員、福島県しゃくなげ大使や東都大学野球連盟理事も務める、食物・微生物関連で特許20件を超えるほか、「日本醸造協会伊藤保平賞」「三島雲海学術奨励賞」など受賞。
  著作は80冊を超える。主なものに「酒の話」「平成養生訓」「納豆の快楽」(講談社)、「寄食珍食」「発酵」「日本酒ルネッサンス」(中央公論新社)、「食に知恵あり」「中国怪食紀行」「食あれば楽あり」(日本経済新聞社)「地球を怪食する」「発酵食品礼讃」(文藝春秋)など。作家としてのペンネームに諸白醸児があり、味覚人飛行物体も自称する。
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塩見 和子 1965年国際基督教大学(I.C.U.)教育学部(構造言語学を専攻)在学中より、通訳として活躍する。
(財)日本太鼓連盟副会長 卒業後も、政治、経済、金融、医学等の技術分野において日本で初めての女性日米同時通訳グループを結成し、活躍を続ける。
  1979年アメリカ国務省、カナダ政府と契約して、政府交渉及び国際会議等の同時通訳としてアメリカを中心に国際的な活動の場を広げる。
  1979年帰国し、世界最大・最古のオークション会社サザビーズの日本代表に就任する。
  1989年サザビーズジャパンの社長に就任し、美術品オークション制度や、日本でのサザビーズの名を定着させた。1991年サザビーズロンドン本社経営委員会のメンバーに就任するも1992年に退社する。
  1997年財団法人日本太鼓連盟の副会長に就任し、現在に至っている。
  著書としては、1992年「いい女、いい仕事」(主婦と生活社)、1994年「女ひとり世界の歩き方」(講談社)がある。
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ジョージ・川口 1927年京都府に5人兄弟の次男として生れる。
ドラマー 1933年満州に渡り、ジン・クルーバーのドラム・ソロに感激、その日からドラムのとりこになる。
  1940年大連実業学校に進学。終戦後しばらくの間、大連市内の父親のバンドに席を置き、ダンス・ホール、ソ連司令部などで演奏をする。
  1955年浅草国際劇場において第1回リサイタルを開催、その後1958年ビデオホール、1965年、1974年サンケイホール、1976年郵便貯金ホールで、いずれも満員盛況となる。
  1980年日本ジャズ界で最もめざましい功績を残したジャズマンに贈られる「南里文雄賞」を受賞し、1981年には「芸術選奨・文部大臣賞」を受賞。また、1988年には日本ジャズ界から初めて「紫綬褒章」を受章した。
  1996年11月「勲四等旭日小授章」を受章。
  今後は、ジャズ音楽を通じて世界各国と交流を深め、世界平和に少しでも貢献できるよう積極的に推進していくべく心あらたにしている。なお現在、財団法人日本太鼓連盟評議員としても活躍している。
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西角井 正大 昭和7年(1932)生。埼玉県。国学院大学大学院修士課程。
実践女子大学教授 文化財保護委員会文部技官を経て、昭和41年開場の国立劇場へ。芸能部演出室に属し、22年間民族芸能と琉球芸能のプロデューサー・ディレクターを務める。この間昭和52年に「日本の太鼓」公演をスタートさせ、12年間担当。以後演芸室長、調査養成部長、芸能部長を歴任し、平成10年退職。
  現在、実践女子大学教授(文学部美学美術史学科)、芸能学会理事、日本民俗音楽会理事、財団法人日本太鼓連盟理事。太鼓に関し「日本の太鼓」「太鼓打芸」「女が打つ−現代太鼓史略」などの論稿があり、“日本太鼓ジュニアコンクール”“オタイコ響”(福井県織田町)“富士山太鼓まつり”(御殿場市)“川口初午太鼓”(川口市)“小松どんどんフェスティバル”(小松市)などのコンクールの審査に当たる。著書に「日本の民族芸能」「民族芸能入門」「祭礼と風流」ほか。作品「マムヤ感愛」「恋の鱗」は文化庁芸術祭賞(舞踊部門)。
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古屋 邦夫  
  1級公認指導員・長野県太鼓連盟事務局長
(財)日本太鼓連盟 技術委員会委員長 1948年9月14日岡谷市に生まれる。
  1967年6月御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓暦35年を数える。
  1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
  1978年10月長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い、多くの海外チームを指導している。
  1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行った。
  現在、財団法人日本太鼓連盟技術委員会委員長として活躍している。
(五十音順・敬称略)








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