日本財団 図書館


I. 新造船建造量予測
1. 外航船
 外航船建造量予測は、運輸施設整備事業団が予測した世界建造量予測に日本の建造量シェアを勘案することにより算出する。世界建造量予測値は同事業団の予測値を採用する。
表:世界の外航船建造量予測
  タンカー バルクキャリア
Handy Panamax
&
Aframax
Suezmax VLCC Handy &
Handymax
Panamax Capesize
実績 1995 1.4 1.4 1.1 7.1 5.7 4.2 5.8
1996 2.5 1.7 1.3 6.7 6.1 3.1 8.0
1997 1.7 1.9 1.6 2.9 5.9 5.3 7.4
1998 2.5 3.8 3.1 3.9 5.2 4.3 2.2
1999 4.1 6.0 2.6 10.0 3.7 4.8 4.1
2000 2.5 3.2 3.3 12.2 3.1 4.1 6.0
予測 2001 2.7 1.8 3.0 10.0 8.1 9.4 6.0
2002 3.7 5.3 3.8 12.5 5.8 3.5 3.7
2003 4.6 5.7 5.0 11.9 5.7 8.2 5.8
2004 4.6 5.7 5.0 11.9 5.7 8.2 5.8
2005-2010 3.0 3.0 1.7 3.2 6.7 6.2 6.0
       コンテナ船 その他貨物船 LPG船 LNG船 合計  
0.5〜3万
DWT
3万DWT〜
実績 1995 1.3 2.9 0.9 0.4 0.3 32.5
1996 1.7 3.5 1.0 0.7 0.5 36.8
1997 2.5 4.3 1.2 0.5 0.3 35.5
1998 2.4 4.8 1.9 0.4 0.3 34.8
1999 1.4 2.1 1.9 0.8 0.5 42.0
2000 1.3 4.3 2.2 1.3 0.8 44.3
予測 2001 1.5 6.9 1.8 0.5 0.1 51.8
2002 1.3 8.1 1.3 0.3 0.6 49.9
2003 0.7 3.1 2.8 0.5 0.3 54.3
2004 0.7 3.1 2.8 0.5 0.3 54.3
2005-2010 1.0 4.2 2.7 0.8 1.1 39.4
注1:各区分のおおよその目安は次のとおりである。
タンカー:Handy(1〜6万DWT), Panamax & Aframax(6〜12万DWT), Suezmax(12〜20万DWT), VLCC(20万DWT〜)
バルクキャリア:Handy & Handymax(1〜5万DWT), Panamax(5〜8万DWT), Capesize(8万DWT〜)
注2:2005-2010年は同期間の年平均(以下, 同様)
注3:2001年については, クラークソン・データ(2001年10月発表)のオーダーブックとデリバリーを合計した実数値を実績見込み値として採用した.
資料:運輸施設整備事業団
図:世界の外航船建造量予測
z1003_01.jpg
資料:運輸施設整備事業団
図:世界の外航船建造量予測(2000年=100とした時の指数値)
z1003_02.jpg
資料:運輸施設整備事業団
 他方、日本の外航船建造量シェアは短期的(2002−2004年)までは現状レベルで推移するが、中長期的(2005年−2010年)には中国等の建造量シェア拡大によりやや低下すると考えられる。
 このような考え方のもと、日本の建造量シェアは次のように設定した。
[1] 短期(2002−2004年)
 日本の建造シェアは短期的には一定とし、1999−2000年平均値を採用。
[2] 中長期(2005−2010年)
 中長期的には日本の建造シェアは毎年一定ポイントで徐々に低下し、2010年には1999−2000年比で5ポイント低下するものとした。代わって、この期間、その他アジアのシェアは4ポイント、韓国のシェアは1ポイントそれぞれ上昇するものとした。
図:日本の船種別新造船シェア(1999−2000年累計)
z1004_01.jpg
資料:ロイド統計(日本造船工業会提供)
2. 近海船
 近海船建造量予測値は運輸施設整備事業団予測値を使用する。
表:近海船建造量予測(1万G/T未満)
    乾貨物船 油送船 合計
実績 1995 174.4 122.9 297.2
1996 146.4 130.1 276.5
1997 218.5 111.8 330.3
1998 230.8 160.4 391.2
1999 239.7 160.8 400.6
2000 243.8 160.8 404.6
2001 250.5 160.8 411.3
予測 2002 253.5 161.0 414.4
2003 252.5 161.0 413.5
2004 253.1 161.0 414.2
2005-2010 255.4 161.1 416.5
図:近海船建造量予測(1万G/T未満)
z1005_02.jpg
資料:運輸施設整備事業団
図:近海船建造量予測(1万G/T未満)(2000年=100とした時の指数値)
z1006_01.jpg
資料:運輸施設整備事業団








日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION