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おまけエピソード集
人騒がせなメントレ
 天王町会場で行われた相撲の選手たちの宿舎は、町内にある自治研修所。選手達のサポートのため、事務局のスタッフも一緒に泊まり込んでいました。あれは決勝を翌日に控えた8月2 5日の夜、自治研修所の寮監さんが、大慌てで事務局スタッフのところへ駆け込んできたのです。
 「たいへんです!風呂の中で外国人選手がうつ伏せで浮かんでいます!!」2日前に心筋梗塞で倒れたビリヤードの選手のこともあり、「まさか!?」と大急ぎで大浴場へ。すると、うつ伏せで湯船に漂う選手の姿が…。
 ご心配なく。心臓発作でもクモ膜下出血でもありません。なんとこの選手、「精神統一をしていた」と主張。人騒がせな精神統一もあったもんです。なお、彼はウズベキスタンの代表でしたが、メンタルトレーニングの甲斐なく、入賞もできなかったそうな…どっとはらい。
持ち込むにもほどがある
 選手の宿泊したホテルでは、何故かいろんな備品がなくなりました。タオルやスリッパはまだかわいい方で、ロビーに飾ってあった壼が消えたホテルもあったとか。また、あるホテルでは、ジュースの自動販売機が忽然と消えてしまい、必死になって(?)捜索したところ、なんと選手の1人が部屋に持ち込んでいたのを発見!しかしこの選手、機械を壊すでもなく、ちゃんとお金を入れてジュースを買っているではありませんか。「なんで持ってきたの?」という質問に答えて曰く、「ロビーまで買いに行くのが面倒だったから」。部屋まで運ぶ方が、よっぽど面倒じゃないかと思うんですが…。
 ちなみにこの選手、水上スキーの選手だったそうです。パワーリフティングか相撲に鞍替えした方が、いい成績が残せるかも?
粋でいなせな選手たち
 秋田空港でデパーチャー(出発)のサポートをしていたボランティアからの情報です。ある朝、彼女は出発ゲート付近で異様な光景を目にしました。彼女がアテンドすべき選手たち10数人が、ホテルの浴衣姿で空港内を闊歩しているではありませんか!?
「ああ、これ?ホテルからのプレゼントさ」と、彼らは大喜びだったそうですが、ホントにプレゼントされたのかどうかは疑わしいところです。しかし、いったいどこまで、浴衣のまんまで行ったんでしょうね?機内?羽田?まさか本国までってことは…あるのかなあ…?
棚からボタ餅
 ボランティアの一番の楽しみは、なんと言ってもお弁当です。ただしメニューは5日くらいで一巡するので、WGも後半となると、届く前から中身の見当がついてしまい、いささか興冷めというもの。そんなある日、「今日はから揚げの日だな」と思っていた八橋のボランティアのところへ、クロワッサンにスコッチエッグ、野菜サラダにプリンetc、というハイカラなお弁当が届きました。目先の変わったメニューにみんな大喜びです。ところがそこへ、「ちわ〜、○○フーズで〜す!」との声。予定通りのから揚げ弁当が、次々と運びこまれるではありませんか。これは一体…?
 確認をとったところ、ハイカラ弁当の方は、某旅行代理店の手配違いだったことが判明。
 「もう返品がきかないので、みなさんで処分してください」という業者さんのご好意(?)で、この日は和食か洋食か、あるいは両方か(!)選べるという、賛沢なランチタイムとなったのでした。
 人間、頑張ってるといつか報われるものなんですね〜え。
Would you like to drink?
 選手用のドリンクには、水・アクエリアスの2種類を主に提供していました。ところが、意外に多かったのが「コカコーラはないの?」という声。ない、と答えると、わざわざ売店まで買いに行った選手もいたくらい。 競技にもよるでしょうが、“選手は水かスポーツドリンク”というのは、我々の思い込みだったのかもしれません。ドイツの選手に至っては、ファウストボールの試合の合間に、控え室でビールを飲んでいた!という目撃証言が寄せられています。
 また、「3位決定戦に敗れたスイスの選手たちが、いつまでたっても控え室に戻ってこない」と心配する声が聞こえてきた頃、ちょうど売店の方から戻ってきた彼らの手には、夕陽に輝く銀色のビール缶が。やはりドイツ語圏では、ビールは水と同じような感覚で飲まれているんでしょうか?
お忘れもののない様に
 シャトルバスの案内をしていたA君。選手のみなさんに「お忘れ物がない様に」とアナウンス。 で、ほっとひと息バスを見送ったその時。「自分のカバンをバスにおいてきちゃった!」
 「君は何て選手に注意したの?」と、事務局担当者に苦笑されたのでした。
追加エピソード 動くナミー&ハギーのプロフィール
 ナミーとハギーは6人いました。
 大切にされたそのうちの1組は、ビューティフルチーム!
 よごさず大事に、ここ1番の時に出動。今では男鹿のなまはげ資料館。
 残り2組はコツコツ外でPR活動。スキー場に、運動会に今でも貸し出しOKです。ナミー・ハギーの中に入る時、自分はケガをしても、ナミ・ハギ本体はこわさずにの注意。
 特にビューティフルチームは気をつかい…
 で、コツコツチームはおされたり、ころんだりでボコボコ。横から見るとスマート?!な体つきになってしまいました。ホントおつかれさまでした。
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