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広報部
塚本 博 (MPC)
「多様な価値観WGから学ぶ」
 長野五輪に続いて、秋田ワールドゲームズ(WG)にボランティアとして参加した。五輪の時は世界最高峰の大会としてピリピリした緊張感があったが、WGは選手と観客の垣根が低く、なごやかな雰囲気で非常に好感が持てた。
 WGから学んだものがある。まず、世界には様々なスポーツがあることを再認識した。同時に世界にはそれだけ多様な価値観があるということだ。それらを受け入れることは異文化への理解にもつながり、その先は国際交流へと続いていく。
 そして、スポーツの楽しさだ。WGの競技には、パラシューティング、フライングディスク、水上スキーなど、従来ありがちな“体育会”的なものや“根性”といった精神論では包括できないスポーツが多かった。「ハッピーでいこう!!」開会式で成田兄弟が宣誓したこの言葉は、まさにスポーツを愛する人の原点だと実感した。
 三年前の五輪ボランティアが今、全国で様々な活動を行っている。私も五輪がきっかけになリ、スポーツ・ボランティアをやっている。
 WGのボランティアも地域の大きな財産になるはずだ。その意味でも秋田で開かれた意義は大きい。お世話になった配属先のメインプレスセンターの方や友人となった秋田のみなさんへの感謝とともに、WGで得たこの思いを来年のサッカーワールドカップヘ、そして今後の活動に役立てていきたい。
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大阪娘 (MPC)
「感謝!!」
 いろいろハプニングはあったけれど「楽しかった!」の一言に尽きます。
 私はかなり迷惑なボランティアだったと思います。だって、1度も研修には出れないし、仕事の関係で参加の日程も、参加できるかさえもぎりぎりまで定まらないし…。最終日も食あたりで休んでしまったし…。そんな私のようなボランティアにも柔軟に対応してくださった事務局のスタッフの皆様に感謝です。
 ぼらんChaやHPや研修の資料をみるたびに、秋田に行くのが日に日に楽しみに…。
 そんな私の期待を裏切らず、秋田のみなさんは本当にあたたかく親切でした。
 夜遅くの帰り道、バス停がないにもかかわらず宿の前までおくってくれたバスの運転手さん、食あたりの私においしい“秋田こまち”のおかゆをつくってくれた宿のおじさん、そして私のような飛び込みボランティアにも「秋田を楽しんでいってね。」と親切に接してくれたスタッフとボランティアのみなさん、本当にありがとう!!
 ボランティアの第一歩が秋田WGで本当によかった。またぜひ秋田に遊びに行きます。
 MPCのスタッフの皆様、おつかれさまでした。最終日は食あたりで休んでしまってすみません。連れが連絡してくれたのですが、それが気がかりで…残念でなりませんでした。
 すっかり秋田が気に入ったので、またぜひ行くつもりです。
 どうぞ皆さま、ゆっくりお休み下さい。お疲れがでませんように。
 ありがとうございました。感謝!!
BOb (MPC:記録係)
「「グアテマラ」は漢字でどう書くの?」
 海外メディアの方から「スキャナは無いの?」「デジカメのデータを読み込ませたいのでソフトをインストールしていいか?」「インターネットにつながらない」「フロッピーが動作していないようだ」とPCまわりの質問を一手に引き受けていました。英会話研修、受けてて良かった…けど、女性が受け答えしたほうがより良いようで、途中から女性に通訳をお願いしました。その他には、CCTVの人から「グアテマラ」は漢字でどう書くのか?と聞かれ、SOSセンターへ電話してFAXをもらった。
 作業で悔いが残るのは、[1]メダルテーブルの数を間違えていた事、[2]台風等によりスケジュールが変更された際、デイリースケジュールを更新できなかった事です。特に[1]は、最終結果も間違えていたのでショックでした。3回もチェックしたのに。
 ダニエラさんをはじめ、ディビット、アンマール…多くの海外から来た人達と友達になれてうれしかった。
 Tea Cups 2001、AOCスタッフ、打ち上げで出会った人達…本当に沢山の出会いがありました。
 事前から深く関わっていたおかげで、沢山の経験をさせて頂きました。15ヶ月間、本当にお世話になりました。また、皆さんとお会い出来る日を楽しみにしています。
bob@bewild.net
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すぎこ (MPC:記録班)
「始めてのボランティア」
 WGは私にとって初めてのボランティア活動でした。ボランティアには興味を持っていたので、よい一歩を踏み出すことが出来たと思います。
 また、同じMPCで活動をされた方々もみなさんよい人達でした。
 WGを通して、とてもいい体験をすることができました。どうもありがとうございました。改めて、秋田が好きになりました。
 ナミーとハギーも大好きです。プラザで写真を撮れたのでうれしかったです。
堀越 邦子 (IBC)
「また今度仲間に入れてね!!」
[1] 2001年秋田ワールドゲームズ
 なんと大それた名前なんだろう
 カッコいい横文字。はたしてその実体は?
[2] ボランティア
 耳なれた言葉、心地よい響き、そしてちょっと優越感。
[3] 国際放送センター(IBC)
 NHK内に設置された国際映像と国内外の放送機関
 ビデオの山々、テレビの数々、プロの顔々々。
 専門用語が飛びかう部屋々々。
 以上の経過をたどり若干××才のおばあちゃんが若者といっしょに仕事し、活力をもらい、最後はワールドゲームズプラザで笑い、感動し、涙を流し、燃焼した。
 充電し終わったら、また今度仲間に入れてね!!
佐々木 幸子 (IBC)
「自分が出来ることをやればいい」
 ワールドゲームズが秋田で開催され、ボランティアを募集していることを知った時、おそらく私が生きているうちにはこのような世界規模の大会が地元で開催されることはないだろう。
 そんなすごい大会に自分も参加してみたいと、スポーツ大好き人間の私は考えました。とはいうものの自信はありませんでした。むしろ不安でいっぱいでした。
 私達は団体登録でしかも私はその代表でしたので、自信がないことを口には出せませんでした。みんな不安だったからです。「あんまり考えないで自分が出来ることをやればいいのよ」とは言いましたが、それは自分自身に言い聞かせる言葉だったように思います。何度か行われたボランティア研修には出来る限り参加し、イメージを作ろうと努力もしたと思っています。それでも最後まで不安は消えませんでしたが、研修会の都度仲間とのコミュニケーションも深まり、それなりに楽しい時間だったと思っております。
 ところが、ワールドゲームズ開催直前、友人の一人に「何のために自分の時間をさいて、忙しい思いをしてまでボランティアをしなければいけないの」と言われ、今まで考えてもいなかったことだけに即答することが出来ませんでした。何のために何のためにと考えながらもいよいよ本番を迎え、どうにかボランティア活動をやり遂げました。
 ボランティア活動は正直疲れましたが、終わった後の満足感は感動的なものでした。そこでハッと気がつきました。そうだ。ボランティアはスポーツなのだ。練習の時は苦しいけれど試合後の満足感と感動。それはボランティア終了後の感動と同じだということを。
 最終日のボランティアパーティーの盛り上がり、さらに今回はパエス募金のおまけ付き(パエスさんごめんなさい。アゴラ広場での募金活動楽しかったです)でした。
 本当に感動、感動の連続でした。みんなみんなありがとう。
 これでいい冥土のみやげが出来たどー。
佐藤 みち子 (IBC)
「人々の善意と勇気の募金活動」
 満五十才の誕生日から、何年かが過ぎ去った今年は様々な初体験をする夏となりました。第一に、ワールドゲームズのボランティア、場所は何とNHK秋田放送局内の国際放送センターに決定、正直なところ、“どうしよう”という状態でした。
 でも、やさしく、たのもしいスタッフの方々、それに仲間達、最初の不安もどこかに行ってしまいました。そして無事終了?お疲れ様でした。ありがとうございました。お弁当、ごちそう様でした。
 次に、パエス募金で街頭に立った事でした。会ったことも見たこともないパエスさんへの募金、ためらわず募金箱に向かってくる人、小銭がないからと買い物帰りに再び寄ってくれた人、惜しげもなく大金を入れてくれた人、一人ひとり自分の財布をのぞいてくれた若者のグループ、今まで私はこのような方々と同じ事は出来ませんでした。反省しております。
 人々の善意と勇気としか思えない募金には大感動でした。皆様ありがとうございました。
 パエスさんお大事に!
 今回のボランティア活動で、たくさんの方と知り合いになれたことを幸せに思います。
坂本 鐵郎 (秋田駅インフォメーションブース)
「あれこれメモ帳」
 大会前のいろいろな情報や各種研修会は、大変役立ちました。
 広報部の指示・連絡体制については申し分なく、期間中は非常にうまく行ったと感じております。お世話になりました。
 若い方が多く、いざ本番を迎えるに当っては、大部不安な気持が多かったようです。
 ボランティア個々の勤務日がこまぎれであったことや、配置決定がギリギリであったことなどで、ボランティア同士の面識がなく、意志疎通が整っていないため殆んどの方が、その日その場の対応と云った形になったように思われました。
 従って、引継や申し送りの必要性を感じ、早速「あれこれメモ帳」なるものを作り、あとから勤務する人たちのため何か役立てようと、どんなことでも記入してもらうことにしたのです。「あれこれメモ帳」を見ることが、とても楽しみだったと云ってくれた人もおりました。皆さんがいろいろ記入して下さったところを見ると、それなりに意志疎通が計られ、役に立ったものと思っております。
 今でもEメールで交流しており、最高の楽しい思い出が若い人達とできたことを感謝し、喜んでおります。
工藤 泰子 (秋田駅インフォメーション)
「ワールドゲームズのボランティアに参加して」
 秋田県で行われた世界規模の催しに参加させていただきました。
 ボランティアも初めての経験ですし、スポーツ関連行事の一端に参加するのも初めてで、大変貴重な経験をさせていただきました。
 仕事をしているとはいえ、新しい人の中に入るのが苦手なので始めから終わりまで緊張の連続でしたが、それにも増して得るものが大きい経験でした。
 ワールドゲームズ事務局の方々や、ボランティアの方々、また、一般の方々に感謝いたします。お陰様で私自身も無事に終わることが出来ました。
 ありがとうございました。
高橋 郁子 (秋田駅・空港インフォメーション)
「出会い」
 私は、インフォメーションブースに配属になった為、友達と離れてしまい、最初の頃は、誰一人知る人はおらず、ただでさえ人見知りの激しい私は、大きな孤独感でいっぱいでした。
 そして、何をやるにも、初めての事ばかりで、もっと不安でいっぱいになり、早くボランティアが終わってほしいと、秘かに心の中で思っていました。(スイマセン…。)
 しかし、私と関わったみなさんはとても親切で、不自由なくボランティアの日々を楽しく過ごす事ができました。このワールドゲームズのボランティアに参加しなければ、みなさんとは出会う事がなかったと思うと、つくづく参加して良かったと思います。本当にいろいろ教えてもらい、沢山勉強になりました。
 短い間でしたが、充実した夏休みを過ごす事ができました。迷惑をかけた事は多々あると思います。申し訳ございませんでした。
 みなさんには、本当に感謝しています。いつかまた、どこかで、逢える事を楽しみにしています。ありがとうございました。








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