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グアムの知識
【地理】
 日本の南東約2,500kmですが、日本から一番近いアメリカです。西太平洋マリアナ諸島の最南端にあり、面積は兵庫県淡路島くらいの大きさです。周囲はさんご礁に囲まれ、1番高いところはラムラム山で、海抜406mです。
【歴史】
 グアム島がヨーロッパ世界に知られるようになったのは、1521年世界一周航海中のマゼランが上陸したのが始まりといわれています。その後スペイン領となり、1863年アメリカとスペインの戦争中にアメリカの領土となりました。1941年12月に日本軍が占領し、その後1944年7月までの2年7ヶ月間、グアムは大宮島と呼ばれていました。太平洋戦争が終わり1950年にアメリカ合衆国の自治属領(準州)となりました。
 グアムの法律は、カリフォルニア州を参考に、1950年にできました。しかし、グアムの人々はアメリカ合衆国の大統領選挙の権利は持ってなく、グアム政府は選挙によって選ばれた知事(任期4年)が統括しています。
【住民】
 先住民はチャモロ人と呼ばれている人々。ちなみにチャモロとは“高貴”という意味。現在もこのチャモロ人が、人口約16万人のうち、40%を占め、ついでフィリピン人24%、アメリカ人15%、その他21%となっています。ちなみに「こんにちは」はチャモロ語で「ハファダイ」といいます。
【気候】
 熱帯性気候に属し、気温は21〜33℃くらいで、1年の平均気温は27℃で、4月は最高気温の平均が29℃、最低気温の平均が25℃です。6〜10月は雨期にあたり、11〜5月は乾期となります。
【時差】
 日本とグアムの時差は1時間です。グアムが正午なら、日本では1時間遅れの午前11時となります。
【言語】
 通常は英語とチャモロ語です。日本人観光客が多いので日本語もある程度通じますが、なるべく英語で会話をしてみましょう。
【宗教】
 住民の約75%がカトリックの信者で、島内各地に教会があります。フィエスタとよばれる祭りがあり、各村の守護聖人を記念するお祭りで、村ごとに教会を中心に開かれています。
【教育】
 アメリカ本土と同じですが、通常、新学期は9月に始まり、終業式・卒業式は6月に行われます。アメリカの教育システムは、5歳で幼稚園に入園、6歳で小学1年生になり、12年生まで終了したら、高校卒業となります。1〜5年生までが小学生で、6〜8年生が中学生、9〜12年生が高校生です。日本とほぼ同じですが、異なるのは、毎年行われる試験の成績次第で飛び級することがあったり、在宅学習が認められていることです。15歳で大学に進学したり、15歳で大学を卒業したという例もあります。
パシフィック・アイランド・クラブ(P.I.C)グアム
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P.I.Cは、様々なスポーツやアクティビティができる施設で、今回は、シュノーケリング、セールボード、カヌー、ウォーターバレーボール、ウォータースライダー、ウォーターアクティビティーを行います。
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