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6. 関連施策の検討
6-1 ユーザーサイドのニーズの整理
 
 具体的にマリーナ施設の整備計画を検討していくためにはユーザーサイドからマリーナに求めるニーズの把握をおこない、このニーズ把握をふまえ新たに整備するマリーナの基本コンセプトや施設配置などを検討する必要がある。
 このユーザーサイドからのニーズの把握にあたっては、次の視点からの把握をおこなう必要があると考えられる。
 
1. 既存マリーナとの差別化
[1]利用コスト面での比較優位性からみたユーザーニーズ
[2]マリーナのサービス水準と利用コストのマッチングポイントの把握
 ex:会員制による恩恵をどの程度まで求めているのか?
 船艇管理面でのマリーナに求められるニーズ
 マリーナですごす(滞留する)ことに対して求められる付加価値的なサービス
など
2. 地域への貢献側面から
[1]マリーナへ舟艇を保管している利用者(会員)は、どの程度まで開かれたマリーナを求めているのか、または許容するのか
 ex:ショッピングプラザなどの併設に対する会員と会員以外のニーズの差
 マリーナ敷地内や近接地における親水空間整備に対するニーズの差
[2]情報発信機能に対するマリーナユーザーの評価
など








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