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ホスピスニュース 2002.2 No.189
財団法人ライフ・プランニング・センター
ピースハウスホスピス
〒259-0151 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1000-1
TEL(0465)81-8900(代) FAX(0465)81-5520
ホスピスにふさわしい庭を目指して
 開設時に恵泉女子短期大学助教授の井口先生のご指導で、学生実習の狙いも兼ねて少ない経費で、メインガーデンを中心に、ホスピスにふさわしい庭を造っていただきました。その結果、四季の草花をどの病室のベッドからも楽しんで頂くことができました。
 3年が経過し、井口助教授の転勤に伴ない、当初の管理では現状維持さえ難しくなりました。開始時の関わりから園芸セラピーの第一人者の恵泉女子短期大学講師山先生とご主人に課題と腹案を示し、相談しました。ご両人は一日をかけて綿密な企画書と計画図および模型を造ってくださいました。しかし経費の問題もあり、残念ながら具体化には結びつきませんでした。その後も植物の痛みは広がり続けたため、植木業者に企画書をお見せし管理を依頼しましたが、ただ作業を繰り返しただけでした。
 2年前には地元の業者に管理をお願いし、手間の全てをボランティアとして取り組んでくれましたが、作業者数に限界があり、十分な結果を出すには至りませんでした。庭の寂しさを悲しむ声は一段と高まり、昨年募集した業者の中から小田原の「近藤植木」に管理を依頼し、人と樹木への関わりに豊かな心配りをされる山さんの園芸セラピーの研究会メンバーが、肥育、造園、グリーンアドバイザー、庭木管理の4分野の専門家として結集してくれました。
 契約が遅れ着手時期を逸したことと、異常な高温と乾燥が続く、植栽としては最悪な条件下で作業が始まりました。炎天を避けて、事務局当直者やボランティアが朝夕植栽の水遣りを続けた努力が実り、植栽は根付き、いつもその時点で完成している庭と室内の植栽が、安らぎの場としてその姿を現してきました。
 将来は四季に応じて自然に替わる草花や、懐かしい故郷の記憶が甦る景色、小鳥の声に包まれた木陰の語らい。散策したくなる散歩道は、せせらぎを渡ると水辺の植物やトンボ等の昆虫が飛び交っている。緑に浸って気持ちが癒される庭で生活していただける日が少しでも早く来るように、多くのサポーターに支えられて頑張っています。
 事務部部長 村上 義昭
ピースハウスをご支援ください

12月のご寄付

個人
青木 博幸 海野貴美子 川内 定子  
河原  勇 小島 治重 斉藤 茂子  
坂田 トミ 田口 美智 富岡 房子  
福井 英子 二見 豊子 山口 貞子  
山田 礼子 森河 昌子    

団体
 B・Bサンタクロースチャリティ事務局
 ハーモニーi
 ボーイスカウト東京連盟指導者
 阿佐ヶ谷シルバー体操ボランティア
 神戸女学院めぐみ会東京支部
 日本基督教団玉川平安教会
 府中はなみずきの会
 霊南坂教会

シャトル便
 ホスピスサポートチーム

フレンズ(友の会)12月の新入会
  (毎年一定のご寄付をくださる方々です)

さくら
 仲川 三郎
 

お名前は五十音順にて紹介させていただきました
 

運営のための募金報告
2001年度(2001年4月〜2002年3月)
12月の募金額 438万1,000円  
12月の募金件数 23件  
2001年度募金総額 3,068万4,714円  

お振り込み先
郵便振替口座 00130-6-407939  
加入者名 (財)ライフ・プランニング・センターピース・ハウス募金口  








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