LPCボランティアの活動
LPCでは、1983年にヘルスボランティア養成講座を開講するなど医療・福祉・健康教育の分野で活動できる人材の育成と、ボランティアの意義の啓発に取り組んでいます。
LPCの活動は多岐にわたります。健康時からの健康教育、予防医療、そして障害を持ちながらも与えられた状況の中でよりよく生きていくために、その方策を模索し続けてきたからです。そしてその活動を実践する各施設には、その役割に応じてサポートしてくれるボランティアの方がいます。
Lpクリニクでの活動
▲予防医療活動を中心とした三田のクリニクでは、ピンクのエプロンをつけたクリニクボランティアの方たちが患者さんの受診をサポートします。患者さんの側にたった医療活動に早くから取り組みました。
Peace Houseでの活動
▲ピースハウスホスピスには68名もの方が登録し、活動しています。曜日ごとに、患者さんのサポートをはじめティータイムの演出など各自の個性を活かした技を発揮しています。
健康教育サービスセンターでの活動
ここでは実験的でユニークなボランティア活動が展開されています
血圧ボランティア
▲LPCでは「自分の健康は自分で守る」ために健康の自己管理の方法の1つとして、開設当初より血圧の自己測定の普及を図ってきました。血圧ボランティアはその中心となる担い手です。
模擬患者ボランティア
▲医学・看護学教育の中で診療技術やコミュニケーション技術を習得するために、医学校、看護学校の要望に応じて模擬患者として協力してくださいます。
ランゲージボランティア
▲欧米、特にアメリカの文献をいち早く入手し、翻訳してくださいます。
健康教育ボランティア
▲財団の広報の役割を担う縁の下の力持ちです。財団を支える大きな力です。
またパソコンやイラストなどの技能を生かしたボランティア活動もあります。
イラストボランティア
パソコンを使って
これまでにLPCで開講しているヘルスボランティア養成講座の卒業生は931名。卒業生はLPCでの活動以外にも、聖路加国際病院や国立がんセンター、また地域の病院や福祉施設、在宅サービスの場で広く活動しています。