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Peace House ホスピスニユース2001.4 No.179
財団法人ライフ・プランニング・センター
ピースハウスホスピス
〒259-0151 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1000-1
TEL(0465)81-8900(代) FAX(0465)81-5520
ティータイムコンサート 春を呼ぶ音のしらべ
2月24日(土) 松本記念ホール
 その日はあいにくの雨模様、普段は松本記念ホールから望める美しい富士山も、見ることができませんでした。
 しかし、松本記念ホールでは、懐かしい日本の春の曲を奏でる岸本寿男氏の尺八の音色が、松本加世子さんのピアノにのって、加藤朋子さんのビオラに協和し、周囲の森や林に響いていました。日本古来の尺八のイメージを越えた岸本氏の尺八に、聴衆はどんどん引き込まれていきました。ベッドのままの患者さんが指で小さく曲を追っておられる姿が印象的でした。
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 岸本氏はご自分が尺八に惹かれていったお話や、アメリカ(地域エミー賞受賞)をはじめヨーロッパでの演奏のことなども交えながら、丈の長い尺八で奏でる曲、短い尺八の音色なども紹介してくださいました。なかでも圧巻だったのは、友人の石屋さんに作ってもらったという石の尺八による「もののけ姫」ではなかったでしょうか。竹の尺八と違って、石の尺八は強い大きな息を必要とし、堅固なゆえに高調な曲に適するということですが、その透明な音色を聞いていると、岸本氏が「もののけ姫」の化身ではないかと思うほどでした。
 小節をきかせた伝統的な尺八の民謡調の吹き方から、岸本氏独特のポップス調の音色、そして最後には「上を向いて歩こう」の曲を、手拍子を交えて参加者全員で楽しみながらコンサートを終えました。
 ところで、岸本氏は呼吸感染症を専門とする内科の医師です。私の親しくしていた川崎医科大学の副島教授の門下生であったことから、以前から存じ上げておりました。3年前の福岡での内科学会の特別企画で八演奏会が開催され、その際、氏が世界的な演奏者であることを知りました。その時からピースハウスでの演奏をお願いし、それが実現した楽しい一日でした。
 ピースハウス最高顧問 岡安 大仁
ピースハウスボランティアだより「花水木」より転載
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シャトル便 ホスピスサポートチーム
 
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2000年度(2000年4月〜2001年3月)
2月の募金額 87万円
2月の募金件数 9件
2000年度募金総額 2,350万2,828円
お振り込み先
郵便振替口座 00130-6-407939
加入者名 (財)ライフ・プランニング・センター
ピース・ハウス募金口








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