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社団法人被害者支援都民センター 相談受理状況
 本年四月から七月までの相談件数は、七九一件となりました。当センターも開設して二年目を迎えましたが、今年は昨年度を上回るペースで相談を受理しています。
 面接相談が倍増していることから徐々にではありますが、都民センターの存在が、支援を必要としている方々へ知られはじめているのではないかと感じました。
 一つ一つの相談を被害者の立場に立って大切に支援していくことが相談員の使命であり、それがひいては当センターの活動を広げることにもつながると思います。
 相談員一同、今年も被害者の求めに応じた支援活動を続けていきたいと張り切っています。
 
相談手段
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男女別
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相談者と被害者との関係
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被害内容
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相談内容
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寄附者名簿
〈団体〉 警視庁第一交通機動隊  
  (株)久保製麺  
  (株)セレモアつくば  
  日本聖公会東京教区神愛協会  
〈個人〉 雨宮 広美  
  飯島 澄子  
  軽石 志津子  
  谷 順子  
  中田 一彦  
         平成13年7月31日現在  
 
 
●表紙絵・題「朝顔」
 さわやかな夏の朝、路傍の垣根や下町のせまい庭の片隅に、色あざやかに咲く庶民の花である朝顔は、古き遠い日にアジアの熱帯から伝来した花で、文化、文政時代に変化にとんだ色彩と、大小様々な形の朝顔が出来、現在に至っている。
 下町に朝顔が咲く頃になると、カラコロとなる下駄の音や粋なお兄さん、可愛いい娘さん、艶やかなお姉さんが私の頭の中を何時も駆けぬける。
 制作には、昔も今も変わらぬ朝顔が描けるよう、心に念じつつ筆をすすめた。
小谷津 雅美
 
 
 
犯罪や交通事故などの被害でお困りの方は安心してご相談ください
 相談は、すべて無料です
 本センターの活動経費は、みなさまからの寄附等により成り立っています。
 みなさまが、本センターの活動にご賛同くださいますよう心からお願い申し上げます。
会員・寄附金などの申し込み先
社団法人 被害者支援都民センター
 〒169-0052 東京都新宿区戸山3-18-1
        TEL 03-5287-3338
        FAX 03-5287-3339
        ホームページ http://www.shien-c.or.jp.
 
編集後記
暑い暑いと口に出しても涼しくなるわけではありませんが、空つゆに続く猛暑、酷暑の毎日で、東京中がバテ気味の今年の夏であります。
 昨年四月、港区三田で産声を上げた当センターですが、誌面にもありますとおり、この七月から、建物は古くても内部は立派にリフォームされた、新古車ならぬ新古事務所で、文字通り初心に返って支援活動に励んでいます。
 七月十三日、NHKテレビの生活ほっとモーニングで、「長引く心の後遺症・PTSD」が放映されました。時間は約三十分、NTTからの要請で、センターの電話番号は流れませんでしたが、それでも番組終了後から相談電話は鳴りっぱなしです。改めてマスメディアの威力と、広報啓発活動の重要さを知らされました。
 いま、都民センターでは、都内市区町村の広報担当者へ、当センターのPRをお願いしています。誌友の皆様で、広報についての名案等がありましたらご教示下さい。
(総務課・O)








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