■メーカーによる点検・整備基準
メーカー指定項目について
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いすゞ(大型、中型)
定期交換部品(大型車、バスを含む)
定期交換部品 |
交換時期(千km/年) |
備考 |
事業用等 |
エンジン |
エア・クリーナ・エレメント |
1年 |
  |
オイル・フィルタ・エレメント |
50 ( *1 )
25 ( *2 、*3 ) |
*1:「平成11年排出ガス規制適用車(TC)」CD,CE級
*2:「平成11年排出ガス規制適用車(NA)」CD, CE級
*3:「平成6年排出ガス規制適用車(TC,NA)」CD,CE級 |
パーシャル・オイル・フィルタ・エレメント |
その他一般 |
エンジン・オイル |
☆1,50(*1)
25 (*2 、*3) |
*1:「平成11年排出ガス規制適用車(TC)」CD,CE級
*2:「平成11年排出ガス規制適用車(NA)」CD, CE級
*3:「平成6年排出ガス規制適用車(TC,NA)」CD,CE級 |
トランスミッション・ギヤ・オイル |
☆1,50/1 |
オートマチック・トランスミッション・オイル |
☆5,40/1 |
「オートマチック・トランスミッション車」のみ |
オートマチック・トランスミッション・オイル・フィルタ |
40/1 |
「オートマチック・トランスミッション車」のみ |
トランスファ・ギヤ・オイル |
☆1,50/1 |
「全輪駆動車」のみ |
デファレンシャル・ギヤ・オイル |
☆1,50/1 |
  |
注) 1、「☆」印は、初期点検のみを示す。(☆1は、1,000km、☆5は、5,000kmを示す。) |
厳しい使われ方(シビアコンディション)の点検(大型車)
次の条件のいずれか一つに当てはまれば「厳しい使われ方」に該当します。
厳しい使われ方の条件に当てはまる走行が多い場合は、1ヶ月毎に点検します。
<厳しい使われ方の条件>
A |
悪路(凹凸路、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯の走行が走行距離の30%以上 |
B |
走行距離が多い(目安:10,000km以上/月) |
C |
山道、登降坂路の走行が走行距離の30%以上 |
D |
発進・停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行が走行距離の30%以上 |
<1か月毎の点検項目>
1 |
ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 |
2 |
駐車ブレーキ・レバーの引きしろ |
3 |
ブレーキ・チャンバのロッドのストローク |
4 |
ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間 |
5 |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
6 |
クラッチ・ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
7 |
トランスミッション及びトランスファの油漏れ及び油量 |
8 |
デファレンシャルの油漏れ及び油量 |
9 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
10 |
原動機の潤滑装置の油漏れ |
11 |
ファン・ベルトの緩み及び損傷 |
12 |
エア・タンクの凝水 |
13 |
シャシ各部の給油脂状態 |
定期交換部品(中型車)
定期交換部品 |
交換時期(千km/年) |
備考 |
自家用 貨物車等 |
事業用等 |
エンジン |
エア・クリーナ・エレメント |
一年 |
一年 |
  |
オイル・フィルタ・エレメント |
20 |
20 |
  |
パーシャル・オイル・フィルタ・エレメント |
20 |
20 |
  |
その他一般 |
エンジン・オイル |
☆1,20 |
☆1,20 |
  |
トランスミッション・ギヤ・オイル |
☆1,50/1 |
☆1,50/1 |
  |
オートマチック・トランスミッション・オイル |
☆1,40/1 |
☆1,40/1 |
「自動変速機付車」のみ |
オートマチック・トランスミッション・オイル・フィルタ |
40/1 |
40/1 |
トランスファ・ギヤ・オイル |
  |
☆1,50/1 |
  |
デファレンシャル・ギヤ・オイル |
☆1,50/1 |
☆1,50/1 |
「全輪駆動車」のみ |
注) 1、「☆」印は、初期点検のみを示す。(☆1は、1,000km) |
厳しい使われ方(シビアコンディション)の点検(中型車)
次の条件のいずれか一つに当てはまれば「厳しい使われ方」に該当します。
厳しい使われ方の条件に当てはまる走行が多い場合は、1ヶ月毎に点検します。
<厳しい使われ方の条件>
A |
悪路(凹凸路、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯の走行が走行距離の30%以上 |
B |
走行距離が多い(目安:10,000km以上/月) |
C |
山道、登降坂路の走行が走行距離の30%以上 |
D |
発進・停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行が走行距離の30%以上 |
<1か月毎の点検項目>
1 |
ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 |
2 |
駐車ブレーキ・レバーの引きしろ |
3 |
ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間 |
4 |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
5 |
クラッチ・ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
6 |
トランスミッション及びトランスファの油漏れ及び油量 |
7 |
デファレンシャルの油漏れ及び油量 |
8 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
9 |
原動機の潤滑装置の油漏れ |
10 |
ファン・ベルトの緩み及び損傷 |
11 |
エア・タンクの凝水 |
12 |
シャシ各部の給油脂状態 |
日野(大型・中型・小型)
定期交換部品(油脂液・フィルタ類)
定期交換部品 |
交換時期(千km/年) |
備考 |
自家用貨物車等 |
事業用等 |
トランスミッション・オイル及びオイル・フィルタ |
60/1年 |
← |
トランスミッション・ファイル付車 |
トランスミッション・オイル |
60/1年
(40/2年) |
← |
中型車、レンジャー大型車
( )内は小型トラック |
トランスファ・オイル |
60/1年(40/2年) |
← |
全輪駆動車、( )内は小型トラック |
オートマチック・トランスミッション・オイル及びフィルタ |
40/1年 |
← |
小型トラック除く |
オートマチック・トランスミッション・オイル |
40/2年
(20/1年) |
← |
小型トラック
( )内は業務運行又は発進・停止高頻度車 |
ディファレンシャル・オイル |
60/1年(40/2年) |
← |
( )内は小型トラック |
エンジン・オイル |
5/0.5年 |
4B |
フィルタ |
10 |
エンジン・オイル |
10/0.5年 |
15B |
フィルタ |
20 |
エンジンオイル&フィルタ |
CD級 15
CE級 20 |
J05C,J05C (TI),S05C,S05D
J07C |
〃 |
CD級 20
CE級 25 |
J08C,J08C(TI) |
〃 |
CD級 25
CE級 30 |
P11(TI),K13C(TI)
F17D(TI) |
〃 |
CD級 30
CE級 35 |
M10U,K13D,K13U,F17D
F20C,F21C,V26C |
エアクリーナ*1 |
60千km |
← |
小型トラック除く ビスカスタイプ(湿式) |
  |
48千km |
← |
小型トラック除く ドライタイプ(乾式) |
  |
50千km |
← |
小型トラック |
エンジン形式の(TI)はターボ付き、なしはナチュラルエンジンを示す。 |
*1 エアクリーナについてはヒアリングに基づき加筆した。
シビアコンディションについて<対象:事業用自動車>
<厳しい使われ方の条件>
以下の条件の一つに当てはまる走行が多い場合は「厳しい使われ方」に該当する。
A:悪路(凹凸路、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯走行が多い:目安は走行距離の30%以上
B:走行距離が多い:目安は10,000km以上/月以上
C:山道、登降坂路走行が多い:目安は走行距離の30%以上
D:発進、停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行の繰り返し:目安は走行距離の30%以上
<点検整備の実施時期>
下表の「厳しい使われ方の条件」に当てはまる走行が多い場合は、条件に該当する1ヶ月毎の点検整備を実施する。
<1か月毎の点検整備項目と条件の適用>
点検整備項目 |
厳しい使われ方の条件 |
A |
B |
C |
D |
1 |
かじ取り装置 |
パワー・ステアリング装置 |
ベルトの緩み及び損傷 |
○ |
○ |
○ |
○ |
2 |
制動装置 |
ブレーキ・ペダル |
遊び及び踏み込んだ時の床板とのすき間 |
○ |
○ |
○ |
○ |
3 |
駐車ブレーキ・レバー |
引きしろ |
○ |
○ |
○ |
○ |
4 |
ブレーキ・チャンバ |
ロッドのストローク |
○ |
○ |
○ |
○ |
5 |
ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シュー |
ドラムとライニングとのすき間 |
○ |
○ |
○ |
○ |
6 |
走行装置 |
ホイール |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
○ |
○ |
○ |
○ |
7 |
動力伝達装置 |
トランスミッション及びトランスファ |
油漏れ及び油量 |
○ |
○ |
○ |
○ |
8 |
デファレンシャル |
油漏れ及び油量 |
○ |
○ |
○ |
○ |
9 |
クラッチ |
ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
○ |
○ |
○ |
○ |
10 |
原動機 |
冷却装置 |
ファン・ベルトの緩み及び損傷 |
○ |
○ |
○ |
○ |
11 |
本体 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
○ |
○ |
○ |
○ |
12 |
潤滑装置 |
油漏れ |
○ |
○ |
○ |
○ |
13 |
エア・コンプレッサ |
エア・タンクの凝水 |
○ |
○ |
○ |
○ |
14 |
その他 |
シャシ各部の給油脂状態 |
○ |
○ |
○ |
○ |
三菱(大型、中型)
定期交換部品
定期交換部品 |
交換時期(千km/年) |
備考 |
自家用貨物車等 |
事業用等 |
マニュアル・トランスミッションオイルの交換 |
60 |
60 |
ふそうスーパー耐熱ギヤオイル(ロングライフ) |
キャンター、ローザ |
100 |
100 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
30 |
30 |
上記以外 |
キャンター、ローザ |
50 |
50 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
25 |
25 |
FR,FW型 |
マニュアル・トランスミッション・オイル・フィルタ・エレメント交換 |
- |
100 |
ふそうスーパー耐熱ギヤオイル(ロングライフ) |
マニュアル・トランスミッションのオイル・クーラ付車 |
- |
50 |
上記以外 |
オートマチック・トランスミッションオイルの交換 |
50 |
50 |
中型トラック |
40 |
40 |
上記以外 |
オートマチック・トランスミッションオイル・フィルタ・エレメント交換 |
40 |
40 |
中型バス |
- |
40/1.5 |
大型トラック、バス |
トランスファのオイル交換 |
60 |
60 |
ふそうスーパー耐熱ギヤオイル(ロングライフ) |
FD、FG、BG型 |
100 |
100 |
FL型 |
30 |
30 |
上記以外 |
FD、FG、BG型 |
50 |
50 |
FL型 |
リア・デファレンシャルのオイル交換 |
60 |
60 |
ふそうスーパー耐熱ギヤオイル(ロングライフ) |
キャンター、ローザ |
100 |
100 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
30 |
30 |
上記以外 |
キャンター、ローザ |
50 |
50 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
25 |
25 |
FR,FW型 |
フロント・デファレンシャルのオイル交換 |
60 |
60 |
ふそうスーパー耐熱ギヤオイル(ロングライフ) |
キャンター、ローザ |
100 |
100 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
30 |
30 |
上記以外 |
キャンター、ローザ |
50 |
50 |
キャンター、ローザ、FR,FW型以外 |
25 |
25 |
FR,FW型 |
エア・クリーナ・エレメントの交換 |
40 |
40 |
キャンター、ローザ |
50 |
50 |
キャンター、ローザを除く |
オイル・フィルタ・エレメントの交換 |
10/1 |
10/1 |
4M40型エンジン |
15/1 |
15/1 |
4G64,4G63型エンジン |
15 |
15 |
キャンター、ローザの上記以外のエンジン |
CC,CD級オイル |
20 |
20 |
CF-4級オイル |
30 |
30 |
中型トラック、バス |
  |
20 |
20 |
中型トラック、バスの4M50型エンジン |
  |
40 |
40 |
中型トラック、バスの上記以外エンジン |
30 |
30 |
中型トラック、バスの4M50型エンジン |
  |
60 |
60 |
中型トラック、バスの上記以外のエンジン |
  |
25 |
MP,MS型 |
CC級オイル |
  |
30 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
  |
30 |
MP,MS型 |
CD級オイル |
  |
25 |
MP,MS型ターボチャージャー付属 |
  |
40 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
  |
50 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
CE級オイル |
  |
30 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型 |
CD級オイル |
  |
45 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型 |
CF-4級オイル |
  |
60 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型で主に高速走行を行う場合 |
エンジン・オイルの交換 |
5/0.5 |
5/0.5 |
4M40型エンジン |
15/1 |
15/1 |
4G64,4G63型エンジン |
15 |
15 |
キャンター、ローザの上記以外のエンジン |
CC,CD級オイル |
20 |
20 |
CF-4級オイル |
15 |
15 |
中型トラック、バス |
CC級オイル |
20 |
20 |
CD級オイル |
30 |
30 |
CF-4級オイル |
- |
25 |
MP,MS型 |
CC級オイル |
- |
30 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
- |
30 |
MP,MS型 |
CD級オイル |
- |
25 |
MP,MS型ターボチャージャー付属 |
- |
40 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
- |
50 |
MP,MS型で主に高速走行を行う場合 |
CE級オイル |
- |
30 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型 |
CD級オイル |
- |
45 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型 |
CF-4級オイル |
- |
60 |
FP,FY,FS,FT,FU,FV,FR,FW型で主に高速走行を行う場合 |
厳しい使われ方をした場合(シビアコンディション)の点検
〔事業用自動車等〕
厳しい使われ方の条件(以下のいずれか一つに当てはまる場合)
A:悪路(凸凹道、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯の走行が走行距離の30%以上
B:走行距離が長い(目安:10,000km/月以上)
C:山道(登降坂道の走行が走行距離の30%以上)
D:発進・停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行が走行距離の30%以上
〔一か月毎の点検整備項目〕
点検項目 |
かじ取り装置 |
パワー・ステアリング装置 |
ベルトの緩み及び損傷 |
制動装置 |
ブレーキ・ペダル |
遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 |
駐車ブレーキ・レバー |
引きしろ |
ブレーキ・チャンバ |
ロッドのストローク |
ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シュー |
ドラムとライニングとのすき間 |
走行装置 |
ホイール |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの弛み |
動力伝達装置 |
トランスミッション及びトランスファ |
油漏れ及び油量 |
デファレンシャル |
油漏れ及び油量 |
クラッチ |
ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
原動機 |
冷却装置 |
ファンベルトの弛み及び損傷 |
本体 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
潤滑装置 |
油漏れ |
エア・コンプレッサ |
エア・タンクの凝水 |
その他 |
シャシ各部の給油脂状態 |
日産ディーゼル(大型・中型)
定期交換部品
*印は初期交換時期を示す
定期交換部品 |
交換時期(千km/年) |
備考 |
中・普通型車 |
大型車 |
マニュアル・トランスミッション・オイル |
− |
*5,90「45」/1 |
ZF製16段
「」内はシビアコンディション時 |
− |
*5,80 |
フラー製9段 |
*5,50/1 |
*5,60/1 |
上記以外、セミA/Tを含む |
オートマチック・トランスミッション・オイル |
− |
*5,60/1 |
ノン・ステップ・バス |
− |
*5,40/1 |
総輪駆動車 |
マニュアル・トランスミッション・オイル・フィルタ |
− |
90「45」/1 |
ZF製16段
「」内はシビアコンディション時 |
50/1 |
60/1 |
上記以外、セミA/Tを含む |
オートマチック・トランスミッション・オイル・フィルタ |
− |
60/1 |
ノン・ステップ・バス |
− |
40/1 |
総輪駆動車 |
ディファレンシャル・オイル |
*5,50/1 |
*5,30/1 |
トラクタの後輪 |
*5,60/1 |
上記以外 |
ディファレンシャル・オイル・フィルタ |
− |
30/1 |
トラクタの後輪 |
60/1 |
上記以外 |
エアー・クリーナ・エレメント |
60/1 |
60/1 |
  |
エンジン・オイル |
CC級 |
*5,20/1 |
− |
FE6,MD92 |
CD級、CE級 |
*5,25/1 |
− |
− |
*5,20/1 |
*5,20/1 |
FU6,PU6 |
CD級 |
*5,15/1 |
− |
MK120系 |
CD級、CE級 |
*5,15/1 |
− |
MK122系 |
CD級 |
*5,20/1 |
− |
MK130系 |
エンジン・オイル |
ターボ付 |
CC級 |
− |
*5,20(30)/1 |
上記以外
( )内は大型フィルタ使用車 |
CD級、CE級 |
− |
*5,25(35)/1 |
ターボ無 |
CC級 |
− |
*5,25(35)/1 |
CD級、CE級 |
− |
*5,30(40)/1 |
エンジン・オイル・フィルタ |
  |
CC級 |
20/1 |
− |
FE6,MD92 |
  |
CD級、CE級 |
25/1 |
− |
  |
− |
20/1 |
20/1 |
FU6,PU6 |
  |
CD級 |
15/1 |
− |
MK120系 |
  |
CD級、CE級 |
15/1 |
− |
MK122系 |
フル・フロー |
CD級 |
20/1 |
− |
MK130系 |
バイ・パス |
  |
40/1 |
− |
ターボ付 |
CC級 |
− |
20(30)/1 |
上記以外
( )内は大型フィルタ使用車 |
CD級、CE級 |
− |
25(35)/1 |
ターボ無 |
CC級 |
− |
25(35)/1 |
CD級、CE級 |
− |
30(40)/1 |
厳しい使われ方をした場合(シビアコンディション時)の点検
以下の条件のいずれか一つに当てはまれば、「厳しい使われ方」に該当します。
厳しい使われ方の条件に当てはまる走行が多い場合は、1か月毎に点検します。
<厳しい使われ方の条件>
A |
悪路(凹凸路、砂利道、未舗装路等)、雪道、多塵地帯の走行が走行距離の30%以上 |
B |
走行距離が多い(目安:10,000km以上/月) |
C |
山道、登降坂路の走行が走行距離の30%以上 |
D |
発進・停止の繰り返しが多い、もしくは低速走行が走行距離の30%以上 |
<1か月毎の点検項目>
1 |
ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 |
2 |
駐車ブレーキ・レバーの引きしろ |
3 |
ブレーキ・チャンバのロッドのストローク |
4 |
ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間 |
5 |
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
6 |
オイル・バス・ハブの油漏れ及び油量 |
7 |
クラッチ・ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 |
8 |
トランスミッション及びトランスファの油漏れ及び油量 |
9 |
デファレンシャルの油漏れ及び油量 |
10 |
エア・クリーナ・エレメントの状態 |
11 |
原動機の潤滑装置の油漏れ |
12 |
ファン・ベルトの緩み及び損傷 |
13 |
エア・タンクの凝水 |
14 |
シャシ各部の給油脂状態 |
(出典) 技術情報(2000.3,2000.4) (社)日本自動車整備振興連合会 発行
注:トラックの区分(大、中、普通、小型の区分)は、シリーズ車の一般的な積載量をもとにしています。
大型…積載量8〜12トンクラス
中型…積載量4〜7トンクラス(普通型 積載量5〜7トンクラス)
小型…積載量1〜3トンクラス
なお、中型は、積載量4トンクラスの中型と積載量5〜7トンクラスの普通型とに区分する場合があります。その理由は、中型車をベースにして普通型車の設計・製造を行っているためです。
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