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平成12年の東海地方(第四管区海上保安本部管内)における海難発生状況
1 平成12年の東海地方における要救助船舶(救助を必要とする海難に遭遇した船舶)は138隻で、前年に比べて59隻増加している。
 これらの海難のうち、死亡・行方不明となった人は8人で、前年に比べ2人減少している。(図1)
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要救助船舶の隻数とそれに伴う死亡・行方不明者数(図1)
2 要救助船舶138隻を用途別に見ると、プレジャーボート等(ヨット、水上オートバイ、モーターボート、手漕ボート、遊漁船、瀬渡船)が63隻(46%)と最も多く、次いで漁船41隻(30%)、曳船、作業船等のその他の船舶が17隻(12%)、以下貨物船、タンカー、旅客船の順となっている。(図2、図3)
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用途別隻数(図2)
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用途別割合(図3)
 過去5年間でも、プレジャーボート等の海難が一番多い状況となっており、前年に比べ約2倍の増加となっていることが、12年の大きな特徴である。(図4)
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用途別要救助船舶の推移(図4)








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