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事務局だより
平成十二年度 第三回理事会の開催
◎平成十三年五月二十三日(水)午後三時から名古屋港湾会館四階第五会議室において理事十五名(内委任状提出理事三名)監事二名ご来賓として宮本一志第四管区海上保安本部警備救難部長、他三名の出席のもと平成十二年度第三回理事会が開催され、会長挨拶のあと総会提出議案の審議が行われた。
提出議案
○第一号議案
 平成十二年度事業報告及び平成十二年度収支決算報告について事務局長が詳細に説明。審議の結果全員異議なく、総会提出が承認された。
○第二号議案
 平成十三年度事業計画(案)及び平成十三年度収支予算(案)について事務局長が詳細に説明。審議の結果全員異議なく総会提出が承認された。
○第三号議案
 全役員の任期満了に伴う改選(案)について関谷議長が配布資料により説明、諮られたところ全員異議なく総会提出が承認された。
○第四号議案
 助成金交付申請の件
 関谷議長が平成十四年度の日本財団に提出の助成金申請に伴う事業計画及び収支予算の審議・議決を理事会に委任していただくことについて総会に諮りたい旨説明、審議の結果全員異議なく承認された。
 以上をもって全議事の審議を終了した。引き続き来賓の宮本一志第四管区海上保安本部警備救難部長の挨拶があり、午後三時五〇分終了した。
◎平成十二年度当協会通常総会
 平成十二年五月二十三日(火)午後四時から名古屋港湾会館三階孔雀の間において、ご来賓として野一色修平第四管区海上保安本部長他七名の方々のご臨席をいただき開催されました。
 総会提出議案は、本総会前に開催された平成十二年度第三回理事会において提出承認された。
一、第一号議案
 (一)平成十二年度事業報告
 (二)平成十二年度収支決算報告
 (三)監事の会計書類監査報告
二、第二号議案
 (一)平成十三年度事業計画(案)
 (二)平成十三年度収支予算(案)
三、第三号議案
 (一)役員改選(案)
四、第四号議案
 (一)助成金交付申請の件で原案どうり承認され、引き続き来賓の野一色修平第四管区海上保安本部長の祝辞をいただき午後四時四〇分終了した。
 本総会は、会員皆様のご理解とご協力によりまして、全議案を原案どおりご承認を賜わり、無事終了いたしましたことをご報告申し上げますとともに厚く御礼申し上げます。平成十三年度の事業につきましては、その推進にあたり事務局として最大限の努力をいたしますので、これが円滑に実施出来ますよう、今後とも皆様方の絶大なるご支援とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
 (総会提出議案等の詳細及び役員改選に伴う西川新会長以下新役員等につきましては、先にお送りしました総会資料及び会員・役員・専門委員名簿のとおりでありますので、本誌の掲載は省略させていただきますのでご了承下さい)
海難救助表彰
 海上安全指導員(衣浦)野乃山正信氏は平成13年7月19日衣浦海上保安署長から「海難救助活動」の功績で表彰を受賞いたしました。
 大変おめでとうございます。
 野乃山氏は、本年7月7日愛艇の安全パトロール艇「わだつみ丸」に乗組み、衣浦海上保安署と動静をとりつつ安全パトロールに従事中、刈谷から佐久島向け航行中のプレジャーボートR号(2名乗組)が13:55頃機関故障で漂流、衣浦海上保安署に救助を依頼してきたが、あいにく所属巡視艇は遠方の業務で不在の為、最寄の「わだつみ丸」に救助の要請があり、直ちに現場へ急行した同船は南よりの強風により圧流され衣浦港東防波堤に衝突する寸前のR号を発見、直ちに救助活動を開始し衣浦港内に曳航無事救助を完了したものであり、時期を逸すれば人命に係わる海難を未然に防止した功績が評価され今回の表彰となったものであります。
 受賞されました野乃山正信氏には今後のますますのご活躍を祈念いたしております。
 
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表彰状
 「小型船舶の登録等に関する法律」案の成立
(国土交通省海事局検査測度課からのお知らせ)
 総トン数20トン未満の小型船舶の所有権を公証する制度がなく、廃船の不法投棄の未然防止、放置艇の適正保管場所への誘導等から登録制度の早急な導入が望まれておりました。本年6月27日「小型船舶の登録等に関する法律」案が参議院本会議において可決・成立たしました。
 施行は平成14年4月1日目標としており、施行後3年間で総ての小型船舶が登録されることをよていされておりますので、その概要をお知らせします。
1 小型船舶の登録及び総トン数の測度藻
(1) 小型船舶(総トン数20トン未満の船舶のうち、漁船等を除く船舶)の所有者は、国土交通大臣の登録を受けなければこれを航行の用に供してはならない。
(2) 登録を受けた小型船舶の所有権の得喪は、登録しなければ第三者に対抗することができない。
(3) 小型船舶の所有者は、船舶番号を当該船舶に表示しなければならない。
2 小型船舶検査機構による登録測度事務の実施
 国土交通大臣は、船舶検査とのワンストップ化の観点から、小型船舶検査機構に小型船舶の登録及び総トン数の測度に関する事務を行わせることができる。
3 その他
 (1)国際航海に従事する小型船舶に日本船舶であることの証明書(国籍証明書)の交付規定を設ける。
 (2)現存船については、施行後最初の船舶安全法上の定期検査等の日までは、登録を受けなくても航行の用に供することができる。
 以上が概要ですので、詳細をお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。
東事務局長の退任
 東功史氏は、このたび中部小型船安全協会の専務理事兼事務局長を退任されました。
 同氏は、衣浦海上保安署長を退任後、海と船艇に対する豊富な経験を評価され名港大橋情報安全管理室を経て当協会の事務局長として迎えられ、2年間という短い期間ではありましたがプレジャーボート等小型船舶の安全確保に尽力いただきました。
 大変ご苦労様でした。
 今後は益々ご自愛いだきまして、OBとして当協会のためご指導下さることをお願い申し上げます。
就任ご挨拶
山口 富雄
 この度、中部小型船安全協会の事務局長に就任することとなりました。
 諸先輩の事務局長が築いてこられた良き伝統を受け継ぐとともに、当協会を支える会員の方々のご意見を拝聴しつつ、私なりに全力を尽くしてまいりたいと思いますので、皆様のご指導ご鞭撻をお願いいたします。
 なお、当協会事務局にも遅ればせながらIT化の波が押し寄せ、只今Eメールアドレスとかホームページとかのカタカナ言葉や、言うことをきかないパソコンと格闘中です、受け入れ準備が完了しましたら協会に対する意見や情報をメールで交換したいものと考えておりますので、その際はよろしくお願いいたします。








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