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2.1メッシュ区分の検討
 現在までに作成されているデータの分布範囲等から、対象海域(東経120°〜180°、北緯0°〜48°)において作成するメッシュ区分及びデータの種類を以下のように設定した。
 作成データの種類及びその内容は、以下の通りである。
(1) メッシュデータについて
1) 1分メッシュデータについて
・ 1分メッシュデータは、対象海域全域(東経120°〜180°、北緯0°〜48°、GEBCOメッシュG1301〜G1808)において、アルチメトリデータより推算する。
・ データセットとしては、
a. 残差埋め戻しを施したままの、フィルターをかけないもの(データM1-1)
b. 上記データにフィルターをかけたもの(データM1-2)
の2種類を作成する。
2) 30秒メッシュデータについて
・ 東経150°以西、北緯18°以北で陸域と囲まれる領域については、30秒メッシュを作成する(データM2)。
・ 30秒メッシュは水路部等で作成されたメッシュデータ、コンターデータ等より作成する。なお、1)と2)の整合は特にとらず、別データとして扱う。
(2) コンターデータについて
・データセットについては、
1) 上記(1)のデータM1-1より発生させた等深線(データC1-1)
2) 上記(1)のデータM1-2より発生させた等深線(データC1-2)
3) 日本周辺については、既存コンターデータ及び本事業で新たに引き直したコンター(C2)の3種類を作成する。なお、1)〜3)の整合は特にとらず、別データとして扱う。
 上記データの範囲を図2-1に、データ間の関係を図2-2に示す。
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図2-1 データ範囲

〈アルチメトリ・データからの作成データ〉
(対象海域:北西太平洋)
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〈コンターデータからの作成データ〉
(対象海域:日本周辺)
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図2-2 作成データの概要








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