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1. 調査検討の進め方
 今後重要となるであろう研究開発についての分析やブレークスルーとなる技術課題等の考え方を整理し、それに基づく研究目標の設定方法や研究の進め方等に関する検討を行い、とりまとめる。従って、個々の研究内容の具体的な検討は行わない。各年度の調査検討の進め方は次の通りである。
 
[1] テーマ案作成
 事務局にて、公募・提案のあったテーマを含め最近の技術動向等を参考にテーマ案を作成し、委員に配布し当該年度の調査検討テーマ選定の参考とする。
 また、委員より事務局案以外のテーマがあれば提案してもらう。委員以外からテーマ案等を提案してもらうために、印刷・発行する報告書に意見などを回答できる用紙を添付する。
 
[2] 検討テーマの選定
 年度の第1回目の調査部会にて審議のうえ、当該年度に調査検討の対象とするテーマを選定する。
 
[3] 原案作成依頼
 選定された対象テーマについて、各委員等にて分担する者を定め原案の作成を依頼する。
 
[4] 原案の作成
 選定されたテーマに関し、基本認識(考え方、問題点の整理等)、ブレークスルー等の技術課題、及び、その解決法(研究目標、研究の進め方)、留意すべき事項等について整理し、原案を作成する。
 
[5] 調査部会での討議
 年度の第2回目の調査部会において、原案の説明に基づき全委員にて討議を行い、各テーマの諸課題の深化を図る。それに基づき、中間とりまとめを行い企画調整委員会に報告する。
 
[6] とりまとめ
 年度の第3回目の調査部会にて、とりまとめられた報告案の審議を行う。必要があれば、原案作成者に報告書原稿の依頼を行う。
 
[7] 「重要課題調書」の印刷、発行、配布
 「重要課題調書」を印刷・発行し、関係先に配布する。各テーマ等について、意見、反論、批評等があれば記入し、提案してもらうアンケート用紙を添付する。また、次年度以降に検討すべきテーマ案があれば提案してもらう。








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