29. 広島大学大学院工学研究科エンジニアリングシステム教室
研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
1. 引張/圧縮および繰り返し荷重を受ける構造部材の座屈・塑性崩壊挙動に関する研究 |
5 |
4 |
藤久保昌彦 ?原大輔 |
教官研究費 |
引張/圧縮および繰り返し面内荷重を受ける板および補強板の座屈・塑性崩壊挙動について研究し、簡易計算のための力学モデルを構築する。 |
2. 超大型浮体構造物の波浪中構造崩壊挙動に関する研究 |
3 |
1 |
藤久保昌彦 ?原大輔 |
科学研究費 |
超大型浮体構造物の波浪構造崩壊挙動と崩壊モードを実験と解析によって明らかにする。 |
3. 理想化構造要素法による大型板骨構造システムの最終強度解析システムの構築 |
3 |
2 |
藤久保昌彦 ?原大輔 |
教官研究費 |
連続防撓パネルの局部および全体座屈挙動を正確に再現できる新しい理想化構造要を開発するとともに、これを用いた船体横強度解析モデルおよび超大型浮体全体モデルの最終強度解析システムを開発する。 |
4. 防撓パネル構造の圧壊強度推定法および信頼性最適化に関する研究 |
3 |
3 |
?原大輔 藤久保昌彦 |
教官研究費 科学研究費 |
連続防撓パネルに対して、その圧壊強度を正確に推定できる強度算式を開発し、これを用いた防撓パネル構造の信頼性解析および最適化を行う。 |
5. GFRP製パネルの座屈・破壊強度に関する研究 |
3 |
2 |
?原大輔 藤久保昌彦 |
教官研究費 |
GFRP製パネルおよび防撓パネルが座屈後に層間剥離を伴って破壊する挙動について、剥離発生・進展条件と最終耐力評価法を明らかにする。 |
6. 極限状態における新しい推進器の開発 |
3 |
3 |
土井康明 |
教官研究費 |
ひれの運動に着目し、波状変形による推進発生メカニズムを数値シミュレーションにより明らかにし、推進器としての可能性を検討する。 |
7. 船の曳波による沿岸侵食に関する研究 |
3 |
3 |
土井康明 陸田秀実 |
教官研究費 |
制限水路における曳波の非線形特性ならびに曳波による沿岸侵食のメカニズムを明らかにする |
8. 新形式カキ筏の運動特性と流体力に関する研究 |
3 |
1 |
小瀬邦治 土井康明 陸田秀実 |
教官研究費 |
筏の浮体を水面と水中部に分割した新形式のカキ筏の波浪中の運動や流体力特性を明らかにするとともに、高波浪時の筏の破壊およびカキ落下のメカニズムを解明する。 |
9. 干潟における物理、生物、化学的な水環境特性 |
3 |
1 |
土井康明 陸田秀実 |
教官研究費 |
砂浜・干潟内部の水質・流動と生物種・生物量との関係を調べ、生物環境にやさしい砂浜・干潟の最適な諸条件を明らかにする。 |
10. 瀬戸内海における高解像度海洋モデルの開発 |
2 |
1 |
陸田秀実 |
教官研究費 |
瀬戸内海全域の地形変化を高解像で分解し、海洋の水圏環境の変動予測を高精度で行うための海洋モデルの開発を行う。 |
11. 国際物流に関する研究 |
3 |
1 |
茂里一紘 山田忠史 |
教官研究費 |
東アジア地域を対象とし、日本−東アジア間の貨物輸送の現状を調査し、輸送効率と環境負荷を評価対象として、最適な輸送システムについて研究する。 |
12. 技術移転に関する研究 |
3 |
1 |
茂里一紘 |
科学研究費 |
物流の究極の形態の一つとして生産ないしは廃棄物処理の拠点の海外進出がある。拠点の海外進出に関係する技術移転について調査研究する。 |
研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
13 風力発電用プロペラに関する研究 |
4 |
1 |
茂里一絋 岩下英嗣 |
教官研究費 |
小型分散型風力発電機のための、新型プロペラの開発を行う |
14. 漕艇モニタシステムの開発 |
3 |
2 |
茂里一絋 土井康明 |
教官研究費 |
漕艇競技において漕ぎ状況をモニタし、その技術を向上させるための装置を開発する。 |
15. 海水中に溶存する資源の採取システムに関する研究 |
5 |
5 |
北村 充 濱田邦裕 山本元道 |
教官研究費 |
海水中に溶存するウランおよびリチウムを採取する吸着剤の開発が進められ、それと並行して、これらの吸着剤を用いた採取システムの研究が行われている。採取システムは、吸着剤の中に新鮮な海水を送り、吸着剤と海水を接触させて、海水中に溶存するウランおよびリチウムを吸着剤に吸着させてこれらを回収する方法である。効率の良い採取システム開発に関する研究を行う。 |
16. 船舶構造の最適設計に関する研究 |
4 |
2 |
北村 充 濱田邦裕 山本元道 |
教官研究費 |
自然界において、環境に適した生物が生き残り、そうでないものは淘汰される過程を工学的にモデル化した、遺伝的アルゴリズムを船舶構造の最適設計に応用する。応力や変位などの制約条件を評価するために有限要素解析を利用した、より柔軟な設計システムを研究・構築する。 |
17. 繰り返し大変形を受けた鋼材の諸特性および溶接構造部材の亀裂強度に関する研究 |
3 |
2 |
山本元道 北村 充 |
教官研究費 |
大型溶接鋼構造物に大量に使用されている一般構造用圧延鋼材を対象に、座屈崩壊などにより大きな繰り返し塑性歪を受けた場合の、機械的性質・靭性・応力〜歪関係などを定量的に明らかにする。さらに、繰り返し大変形を受ける溶接鋼構造部材の亀裂強度を明らかにする。 |
18. レーザー溶接部の割れ発生特性に関する研究 |
2 |
2 |
山本元道 北村 充 |
教官研究費 |
今後適用範囲が拡大されるであろうレーザー溶接部の割れ発生特性を、実験ならびに有限要素法解析により明らかにし、過酷な環境下でのレーザー溶接部の安全性・信頼性評価基準を確立する。 |
19. 造船CIMの表現方法に関する研究 |
5 |
4 |
濱田邦裕 |
教官研究費 |
拡張性・再利用性・情報の顕在化などの側面から、造船CIMの構造及びその表現方法について検討する。 |
20. 接合設計支援システムに関する研究 |
4 |
1 |
濱田邦裕 北村 充 山本元道 |
教官研究費 |
適切な溶接・接合情報を多段階的に生成するための、設計・生産支援システムを開発する。 |
21. 港内操船の操縦性能に関する研究 |
3 |
2 |
小瀬邦治 |
教官研究費 |
港湾内における船舶の操縦性能のモデル化と推定を行う。 |
22. 船位認識及び誘導システムに関する研究 |
3 |
2 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
船の自動航行や、操船支援システムに必要な船位認識の精度を高め、誘導システムと結合する。特にKGPSの利用を検討する。 |
研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
23. 外乱下における操縦性試験法に関する研究 |
4 |
3 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
操縦性試験時の風や波の影響を推定し、修正法を開発する。 |
24. 物流のネットワークシミュレーションに関する研究 |
5 |
3 |
小瀬邦治 平田法隆 今井康貴 |
教官研究費 |
物流をネットワークモデルで表現し、船、港湾等のあり方を研究する。 |
25. アジア諸国における海事産業と技術の現状分析 |
5 |
4 |
小瀬邦治 |
教官研究費 |
アジア諸国の海事産業の発達段階を分析し、国際協力の方法を検討する。 |
26. インドネシアにおける河川と港湾の開発に関する研究 |
4 |
4 |
小瀬邦治 今井康貴 |
教官研究費 |
学術振興会の学術交流事業の一環としてアジアの研究者と協力して河川や港湾の現状把握と開発方針の検討を行う。 |
27. 経年劣化構造物の信頼性診断と最適メインテナンスに関する研究 |
4 |
2 |
藤本由紀夫 |
教官研究費 |
経年劣化構造物の最適メインテナンスを行うための解析手法を開発する。 |
28. 機械・構造物の健全性モニタリングのためのセンサー開発 |
3 |
2 |
藤本由紀夫 新宅英司 |
教官研究費 |
圧電材料を用いた構造物の非接触応力測定のためのセンサーを開発する。 |
29. き裂の危険度診断センサーに関する研究 |
2 |
1 |
藤本由紀夫 新宅英司 |
教官研究費 |
き裂の応力拡大係数を構造物の使用現場で測定するセンサーを開発する。 |
30. 船舶・海洋構造物の応力計測に関する研究 |
4 |
4 |
新宅英司 藤本由紀夫 |
教官研究費 |
応力値および負荷頻度を計測するための小型センサを開発する。 |
31. 検査ロボットの制御システムに関する研究 |
3 |
2 |
新宅英司 藤本由紀夫 |
教官研究費 |
構造物の検査作業を行なうロボットの移動機構と制御システムを開発する。 |
32. 超大型浮体構造物の耐航性能の推定法の開発 |
5 |
2 |
高木幹雄 |
教官研究費 |
超大型浮体構造物の波浪中における挙動の推定法の開発 |
33. 消波機能を有した超大型浮体構造物の開発に関する研究 |
3 |
2 |
高木幹雄 |
教官研究費 |
海洋構造物の周りに浮体式消波構造物を配置することにより波浪中における運動応答の小さな安定した浮体構造物の開発を行う。 |
34. 低周波数域の船舶の非定常波動場に関する研究 |
5 |
1 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
船体まわりの非定常波動場の計測および数値シミュレーション法に関して特に低周波数域に焦点を絞って研究する。 |
35. 水中翼付き没水高速艇の非定常造波に関する研究 |
5 |
1 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
水中翼と非揚力体の流体力学的干渉影響について、実験的、理論的に研究を行う。 |
研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
36. 地面効果翼艇の流力特性に関する研究 |
3 |
1 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
地面効果翼艇の流体力学的特性や安定航走に関して数値シミュレーション法を主体とした研究を行う。 |
37. 高速艇によるWashに関する研究 |
3 |
1 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
高速艇の港湾内でのWashの問題に関して、時間領域シミュレーション方により、その問題の解決を試みる。 |
38. 衛星リモートセンシングによる沿岸域の水質推定法に関する研究 |
3 |
1 |
作野裕司 |
教官研究費 |
衛星データ及び現場調査データに基づき高分解能衛星センサによる沿岸水質分布推定を試みる。 |
39. 光、マイクロ波複合センサによる悪天候時の沿岸環境モニタリングに関する研究 |
4 |
1 |
作野裕司 |
教官研究費 |
光、マイクロ波複合センサを使って悪天候時の沿岸環境モニタリングの可能性について研究を行う。 |
40. 沿岸海域における波浪情報の推定と船舶運航性能の向上に関する研究 |
3 |
2 |
斎藤公男 |
教官研究費 |
沿岸海域を航行する中小型船の応答から波浪情報を推定する方法と、荒天時における運動性能の向上に関する研究を行う。 |
41. 海水リチウム採集船の波浪中挙動に関する基礎的研究 |
4 |
4 |
斎藤公男 |
教官研究費 |
海外と吸着剤の入った多くのタンクからなる、海水リチウム採集船の波浪中におけるタンク内の非線形な流体挙動と海水濃度に関する研究を行う。 |
42. 浮体式洋上港湾施設の波浪中挙動に関する基礎的研究 |
4 |
3 |
斎藤公男 |
教官研究費 |
荷役設備を備えた半潜水式洋上港湾施設の波浪中挙動に関する研究を行う。 |
43. グライデング型水中探査機に関する基礎的研究 |
3 |
2 |
斎藤公男 |
教官研究費 |
海洋生物を観測するためのグライデイング型水中探査機の性能について研究を行う。 |
44. 多列円柱群に作用する波力に関する研究 |
4 |
4 |
今井康貴 |
教官研究費 |
多数の円柱により支持される大型海洋構造物の支持円柱間における波力の的確な推定法に関する研究を行う。 |