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12. (社)日本造船研究協会
研究項目 研究期間 担当 平成13年度予算(千円) 研究開発内容
計画 年度
1. 船舶の摩擦抵抗低減法に関する研究 (財団助成) 4 4 SR239 82,000 船舶の推進抵抗の大半を占めている摩擦抵抗の低減法について、マイクロバブル法、空気膜法、表面処理法の基本的メカニズムの解明とデバイスの考案を行うとともに、実船への適用性を考慮した尺度影響などの研究及び実船実験を行なう。
2. 新しいフリートサポートシステムの開発 (財団助成) 3 3 SR240 75,300 最近のISMや通信・情報技術の進展等にも対応し、海運・造船の共同作業(SR238)で示された、時代を先取りした新しい安全運航管理システム(先進的TQMシステム)の全体システムと各基幹システムのプロトタイプを開発し、その試験運用と評価等を行なう。
3. 原油タンカーの新形コロージョン挙動の研究 (財団助成) 3 3 SR242 76,600 最近、国内外で原油タンカーの新しい腐食挙動への関心が高まってきており、その実態を調査するとともに、原因とメカニズムを解明し、各種実験等を実施することにより、適切な対策を検討するための研究を行なう。
4. スーパーシャロードラフト船の船型開発の研究 (財団助成) 3 3 SR243 43,570 東アジア地域の浅い港湾等に対応し、B/b=4.5〜5の浅喫水かつ載荷重量の画期的に大きいスーパーシャロードラフト船の船型開発を行なうとともに、波浪中および浅水域の運航性能や安全性に関する研究を行なう。
5. 実海域対応の船舶性能設計システムの研究 (財団助成) 4 3 SR244 47,000 船舶のライフサイクルに対応した実海域での船舶性能を、これまで未解明であった非線型領域での新しい解析手法も加えて検討し、性能応答推定法、船速低下推定法等の高度化を図るとともに、実船での検証をし、実用的な性能設計システムに関する研究を行なう。
6. 二重殻タンカーの船体構造寿命に関する研究 (財団助成) 4 3 SR245 39,400 海洋汚染防止等の観点から、新たに建造・就航している新構造ダブルハルタンカーに焦点をあて、波浪中の荷重や構造応答を収集分析するとともに、実験及び数値シュミレーションによる検討を加え、構造寿命評価技術の研究を行なう。
7. 船殻ブロックのデジタル生産技術の基礎研究 (財団助成) 3 2 SR246 54,500 曲がりブロックの中組立てを対象に、現場ノウハウを織り込んだナレッジエンジニアリング活用の高精度曲がりブロック製作技術を開発するとともに、工程管理のデジタル化によるシュミレーション技術を用いた高精度な工程管理技術の研究を行なう。
研究項目 研究期間 担当 平成13年度予算(千円) 研究開発内容
計画 年度
8. 船舶技術の創造的展開に関する調査研究 (財団助成) 4 2 SR500 28,900 21世紀の時代の転換点に際し船舶技術の創造的展開を図っていくため、モーダルシフト、物流シミュレータ等の検討が進められている海上物流システムに関する調査研究、高度な造船技術が結集している高速船技術の総合的分析などの調査研究並びに新エンジンシステムの調査研究を行なう。
9. 船舶関係諸基準に関する調査研究 (財団助成)   29   200,000 本調査研究においては、船舶の安全確保ならびに海洋環境等の保護に関して、船舶に対する適切な諸基準の策定に資するため、国際規則および国内規則に関する調査を行なう。
RR71   (復原性・満載喫水線・漁船安全小委員会SLFに対応)
(1) 損傷時復原性規則に関する検討
(2) 満載喫水線条約(LL166条約)の見直しに関する検討
RR73   (防火小委員会FPに対応)
(1) 機関区域の火災探知の向上に関する検討
(2) 機関区域の消火設備基準に関する検討
    RR74   (設計設備小委員会DE対応)
(1) 老朽船安全対策に関する検討においての修理基準などの検討を行なう。
(2) 操縦性暫定基準の見直し及び操縦性データベースシステムの活用
(3) 船舶のバラスト水の交換に伴う安全性に関する検討
(4) バルクキャリアの安全対策に関する検討
    RR75   (航行安全小委員会NAV、無線通信・捜索救助小委員会COMSARに対応)
自動船舶認識装置AIS、遭難警報の誤発進の防止対策、SOLAS第V章の改正の国内取り入れ等について検討する。
    RR76   (海洋汚染防止委員会MEPC、ばら積み液体・ガス小委員会BLGに対応)
(1) タンカーのダブルハル化の検討
(2) 液体貨物の検討(BLG対応)
(3) 船底防汚塗料の使用規制に関する検討
(4) Noxテクニカルコードに関する検討
(5) 海洋汚染防止機器に関する検討
研究項目 研究期間 担当 平成13年度予算(千円) 研究開発内容
計画 年度
      RR79   (海上安全委員会MSCの運航安全管理に対応)
人的要因による事故防止に寄与する船上システムの具体的方策について検討する。
3 2 RR46   (新燃料の海上輸送時の安全評価)
新燃料専用船の事故時の環境に及ぼす影響を他の放射性物質の運送船時と比較検討し、また、この種の船舶の構造設備、放射性防護措置及び積付け固縛方法等に関する安全性の評価及び基準の検討を行う。
3 2 RR46   (高速船の審査基準の作成)
新形式船舶の船体構造、消防設備、防火構造、救命設備、航行設備基準について、審査基準(案)の作成等を行う。
4 4 RR48   (条約改正に伴う国内規則の取り入れ)
(1) 防火・消防規則の総合的見直し
(2) 救命器具に関する検討
5 3 RR49   (船舶の総合的安全評価FSA)
(1) 評価手法の整備とデータベースの構築
(2) 船舶検査不具合情報の評価に関する検討
3 1 RR50   (船舶安全基準体系の見直し)
輸送形態の変化に対応する基準のあり方の検討
合計       647,270  








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