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11. (財)日本海事協会研究センター技術研究所
研究項目 研究期間 担当 平成13年度予算(千円) 研究開発内容
計画 年度
1. Formal Safety Assessment (FSA) の実用化に関する研究 4 3 有馬俊朗 2,600 実用化に向けて検討作業が進められているFSAを、船級規則等との関連を中心に具体的なテーマに対して試適用し、問題点を抽出し、実用化を図るための検討を行う。
2. 構造規則開発に関する研究 3 2 重見利幸 24,500 信頼性の高い実用的な強度評価手法を確立するとともに、それらを船種、船の大きさ、対象部材等に応じて合理的かつ整合の図られた基準に纏め上げるための研究を実施する。
3. 船体監視システムの実用化に関する研究 3 1 湯浅通史 10,300 新しい強度基準と運航・操船の関係についての調査研究を行い、さらに、機会を捉えて実船に監視システムを搭載して船体応答と運航・操船のデータを収集し、船舶の安全運航に対する基本スキームを提案する。
4. 最新IT関連技術の利用に関する調査研究 3 1 山下慎一
佐々木千一
3,300 各種の最新IT関連技術を、インターネット等を通じ本会が提供している情報発信に試適用し、提供情報のイメージアップ等を図るための技術的な検討を行う。
5. 船体の波浪荷重に関する研究 3 1 熊野 厚
朱 庭耀
7,200 船舶強度評価に緊密に係わる波浪中における船体荷重の非線形性・3次元影響などを考慮した船舶の耐航性推定プログラムの開発、整備を行う。
6. 超大型浮体式海洋構造物に関する研究 6 6 熊野 厚
有馬俊朗
600 超大型浮体式海洋構造物を実現するために開発された技術・研究開発成果を収集・整理し、法体系との整合を考慮しながら、検査・保守及び設計基準に関して調査・研究を行う。
7. 船体に働く衝撃荷重に関する研究 3 1 熊野厚
朱 庭耀
7,100 スロッシング及びスラミング現象の数値解析プログラムを作成すると共に、船体局部構造設計時に用いる衝撃圧の合理的評価方法について検討する。
8. 疲労強度評価の実用化に関する研究 3 2 山本規雄 2,800 実際的な疲労強度評価手法の開発等を行い、疲労強度規則或いは検査要領を策定するための基礎資料を作成する。
9. 座屈、最終強度評価の実用化に関する研究 3 2 原田 実
船越正康
2,800 最終強度評価の規則算式への実用化を図るために基礎的な資料を蓄積すると共に、最終強度評価のためのパラメトリックな簡易算式を開発する。
10. 船体に働く貨物荷重に関する研究 3 1 原田 実
松波亮樹
2,700 貨物荷重やバラスト荷重に関して、模型実験やシミュレーション等の様々な検討を行い、精度の高い荷重推定手法を確立し、実用的な簡易算式を開発する。
研究項目 研究期間 担当 平成13年度予算(千円) 研究開発内容
計画 年度
11. 舶用主機関の就航後強度に関する研究 3 3 佐々木千一
宗 玉中
2,400 ディーゼル機関のライナ部で発生する高周波振動に関して、実船モニタリングを実施し、振動データからライナ/リングの異常摩擦を検出するための診断技術を開発する。また、機関の各部における爆発事故に関して、爆発発生メカニズムを解明し、適切な爆発防止索を提示する。
12. 船舶から排出される大気汚染物質の測定・評価方法に関する研究 3 3 大石真哉 200 5年間実施してきたNOx排出量の実測データに基づき、排出量に対する経年変化の影響を明らかにする。
13. 舶用重油及び内燃機関シリンダ潤滑の分析診断技術に関する研究 3 3 橋本高明 4,900 燃料油性状鑑定の高度化を目的として、(粗悪燃料油を含む)不純物混入重油における着火性難易度等の診断法を確立する。また、内燃機関燃焼室周りや船尾管軸受に関して、潤滑状態診断技術の開発を行う。
14. 機関構造の強度評価法に関する研究 3 1 大石真哉 9,800 主機架構・台板、主軸受等において応力・変位の解析及び実測を行い、当該部の強度評価法を確立する。
15. 舶用機器・システムの信頼性評価法に関する研究 3 1 宗 玉中 900 舶用機器及びシステムに対する信頼性ベースの安全評価手法を確立し、これを規則に導入することによって、規則作成手順に客観性・透明性を与える。
16. 船舶用材料の品質評価に関する研究 5 3 山本則雄
小俣重雄
中井達郎
7,100 低合金鋼製クランク軸の疲労強度に関して、微小欠陥評価法の検討、表面処理材の疲労強度特性の評価を行う。また、船体用TMCP鋼板に関して、ピッティングコロージョン他腐食の調査を行う。
17. 艤装品の実作動環境下での機能特性に関する研究 2 2 佐々木千一
桑田正明
1,600 機関室内火災探知機の最適配置に関する研究及び航海・制御機器に対する船内電磁波の影響に関する研究を行う。
18. 船体用溶接部強度に関する研究 3 1 松下久雄
中井達郎
3,300 代表的な船体用溶接継ぎ手の一つである隅肉溶接部の腐食減肉量と強度との関係を明らかにし、隅肉溶接脚長基準の見直しを行う。また、船体用溶接部の疲労強度向上方法や船体水中部の補修溶接方法等を調査する。
19. 船舶航行用設備に関する研究 3 2 松下久雄 600 AIS装置、VDR装置等の航行設備について、各装置の目的、要求機能、製品例、今後の開発の方向等を調査する。
合計       94,700  








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