小林 設計をしていてつくづく思うのは、与えられるスペースがすべて違う中で、どこまでユニバーサルができるかということだ。そのつど、全体的なバランスを考え、自分たちで取捨選択してプランニングしていかなければいけない。だから、事例の提示の仕方に考え方を入れたほうが、設計者(ものを作るほう)としてもいいトイレができると思う。
■ユニバーサルトイレの定義―資料説明
※事務局案の説明を行った。それに対し、出席者の間で意見が交わされ、以下のような課題が浮かび上がった。
《事務局から》
・定義づけをしたり設置基準を作っていくのかを考えていく必要がある。
・絶対入れるべき要素や、日本財団方式としての提案について、可能な範囲内で提出をお願い。
・事務局案および意見の整理を事前に委員に送付。