日本財団 図書館


(2) 輸入(ゆにゅう)食品と東京港

 

港から食卓(しょくたく)まで

003-1.gif

 

東京港で扱(あつか)う貨物の中でも、わたしたち都民(とみん)の毎日の生活にとって大切な食料品(しょくりょうひん)の多くは外国からの輸入でまかなわれています。

 

●麦(むぎ)・豆類(まめるい)

わたしたちが、食べているパンやうどん、お菓子(かし)などを作る小麦粉(こむぎこ)の原料(げんりょう)は小麦です。この小麦は、カナダ、アメリカ、オーストラリアの国々から運ばれてきます。その量は、およそ36万トンにもなります。

大豆やとうもろこし、米などは、32万トン入りました。大豆は、とうふやなっとう、みそになります。

 

003-2.gif

 

●魚介類(ぎょかいるい)

いか、えび、まぐろなど、魚の大部分が冷凍魚(れいとうぎょ)として港につきます。年間の入貨は約104万トンですが、そのうち、約99万トンは輸入(ゆにゅう)品です。

輸入される種類としては、アフリカの大西洋側のカナリヤ諸島(しょとう)付近でとれるいかやまぐろ、インドネシア・スペインからはえび、アメリカやカナダからは数(かず)の子・いくらなどが運ばれてきます。

 

003-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION