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第四回海洋文学大賞の募集と選考について

 

第四回海洋文学大賞は、平成十一年七月二十日「海の日」から平成十二年二月二十九日までの間、公募を行った。作品募集の周知は、関係記者クラブなど報道関係向け発表を行ったほか、マスコミ各社の媒体、海事関係団体の会報などにより応募要領を周知するとともに、主な図書館や博物館などの文化施設及び運輸関係施設で募集ポスターの掲示を行ったり、各種のイベント会場でチラシの配布などを行う一方、インターネットを利用して広く募集を呼び掛けた。

応募作品は、総数五百三十八点で、その内訳は、小説・ノンフィクション部門二百三十二点、童話部門三百六点であった。

応募者は、日本全国はもとより、ブラジル、ザンビア、ポルトガルの在住日本人や在日外国人からの応募もあった。また、応募者の年齢の幅も広く、十二歳の小学生をはじめ、両部門とも中学生、高校生から多数の応募があった一方、七十歳、八十歳代の方がたからの応募も多く、最高齢は小説・ノンフィクション部門の八十二歳だった。

締め切り後、両部門の応募作品について、ただちに粗読み選考をすすめ、引き続いて予備選考委員会において、小説・ノンフィクション部門は四月二十七日、童話部門は五月九日にそれぞれ候補作品を決定、本選考委員に送付し審査をお願いした。

 

 

 

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