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前のチャンネルとしては、もちろん、日本はピョンヤンと積極的に正常化交渉をするでしょうし、また、3か国としては、ワシントン、ソウル、東京との話を考えなければいけない。これがこれから先、日本政府としてその外交目標を達成する一番主要な道なのでしょう。この3か国の道ですが。

それから、3番目に多国間の道ですが、国際社会が今真剣に、いわばコンソーシアムを考えている。その中で、日本は主要な役割を果していくでありましょう。しかし、一方で安全保障の問題がある。そこでは、日本は多国間の拡大したフォーラムに参加して、朝鮮半島問題だけでなく、北東アジアの安全保障問題に関しても協議をしていくことになると思います。

ですから、日本の懸念に対して明確にお答えできませんが、申し上げられるのは、日本政府ならびに日本国民は、相当複雑な将来に遭遇することになるだろうということです。

 

伊豆見 予定された時間になっておりますが、まだご議論をされたいという人、コメントを一言という方がいらっしゃいましたら、それをいただいて終わりにしますが、特にございませんでしょうか。

それでは、本日は2時間以上になりましたが、非常にいいディスカッションができたと思います。特に、最初にノーランド博士と吉博士からいいコメントをちょうだいしていたので、こういう有意義なディスカッションができたと思います。どうもありがとうございました。

特に、ノーランド博士と吉博士にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(拍手)

 

[文責事務局]

 

 

 

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