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6. 大阪港の荷役体制の評価と港湾運送事業者への要望

1) 大阪港の荷役体制の評価

大阪港、堺泉北港の荷役体制については、「満足している(特に問題はない)」が荷主事業者の55%を占めるが、船社・代理店では22%にとどまっており不満(問題がある)とする事業者のほうが多く70%を占めている。

不満理由としては、荷主、船社とも「24時間、365日の荷役体制が不十分」が多く、次いで夜間、休日等の割増料金があがっている(図4-12.)。

 

図4-12. 大阪港・堺泉北港の荷役体制の評価(満足度)

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052-2.gif

(注) 大阪港の荷役体制に不満のある事業者(荷主44社、船社・代理店19社)を母数として%を算出

 

2) 大阪港の港湾運送事業者に対する要望

荷主事業者、船社・代理店とも、港湾運送事業者に対するもっとも強い要望は「合理化促進によるコストダウン」である。これ以外の要望事項としても何らかのかたちで合理化、効率化に結びつくものであり、港湾運送利用者(荷主、船社)の関心はコストに集中しているといえる(図4-13.)。

 

 

 

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