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2. 大阪港・堺泉北港の利用状況

1) 利用率と利用内容

荷主事業者のうち、貨物の積みおろし港として大阪港を利用している事業者は89%、堺泉北港の利用者は22%である。

船社・代理店のうち、大阪港へ寄港は85%、堺泉北港への寄港は44%である(図4-3.)。

 

図4-3. 大阪港・堺泉北港利用率

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(注) 利用の定義

荷主事業者−貨物の揚げ積みに当該港湾を利用

船社・代理店−本船が当該港湾に寄港

 

荷主事業者における利用内容を見ると、大阪港はコンテナ貨物の輸出に利用する荷主がもっとも多く、荷主事業者のうちの53%を占めている。次いで、コンテナ貨物の輸入における利用が多い。大阪港における内航貨物の利用荷主は全体の1割程度と少ない。

堺泉北港は、外貿の在来貨物と内航貨物の利用が主で、外貿コンテナの輸出入に利用している荷主は少ない(図4-4.)。

 

図4-4. 大阪港・堺泉北港の利用内容

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