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6) コンテナターミナルオペレーターへの進出意向

元請事業者のうち、現在外貿コンテナを取扱っている39社に対し、コンテナターミナルオペレーターへの進出意向を質問したところ、12社が進出意向を示した(この中には、既にターミナルオペレーターである事業者も含む)。また、39社のうちの10社は「ターミナルオペレータへ進出したいが、現在の状況ではむずかしい」としており、むずかしい理由として取扱実績の少ないこと、ターミナルの借受料が高いこと、他社との協業体制が整っていないこと、コンテナ貨物量の先行きが不透明なこと等をあげている(表3-8.)。

 

表3-8. コンテナターミナルオペレーターへの進出意向(コンテナ取扱いのある元請事業者=39社)

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7) 24時間・365日荷役体制について

24時間・365日荷役の完全実施を実現するためにはさまざまな環境整備が必要であるが、事業者はまず料金面での改善が必要と考えている。船社や荷主が求める「通常料金で24時間・365日オープン」と事業者の考え方との間にはかなりのずれが見られる(図3-22.)。

 

 

 

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