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(5) 深さ1000m毎に下方接続した重力データから観測水深の長波長成分上における重力値を補間した。(図2-8の手順2-3)

線型補間重力値grav_intは、

grav_int=((depth_obs-depth_u)*(grav_l-grav_u)/depth_step)+grav_uである。各変数の説明を以下に示す。処理は主にC言語プログラムにより行った。

depth_org:既存水深長波長成分’

depth_u:1000mごとの層に区切った場合にdepth_orgが所属する層の上面の深さ

depth_l:1000mごとの層に区切った場合にdepth_orgが所属する層の下面の深さ

depth_step:層の厚さ(1000m)

grav_u:depth_uでの下方接続値

grav_l:depth_lでの下方接続値

 

モデル海域(G1806)での結果を図2-37に示す。

 

044-1.gif

図2-37 重力異常長波長海底面補間

 

 

 

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