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日本列島沿海における「船競漕」の存在分布調査報告書

 事業名 日本列島沿海における「船競漕」の存在確認調査
 団体名 東海水産科学協会 海の博物館 注目度注目度5


17] フナコギキョーソウ

・鹿児島県熊毛郡上屋久町

・旧6月3日 宮之浦

・和船 櫓

★「毎年おこなわれていたわけではない。青年たちが、飛魚のカコ対抗でおこなった。船は飛魚船で五丁櫓の船だった。現在、発電所のある所の瀬(浜の終わり)から川口まで競争した。観衆は浜で応援した。2、3艘づつ数回にわけて行った。一つの船は一回だけ漕ぐ。(その日)行うかどうかは青年の話し合いで決められた。6月頃はロクガツナギ(六月凪)といって凪ぎの日が続く。」(「上屋久町の民俗」鹿児島大学法文学部:P301)

 

◎九州 (鹿児島県奄美諸島)

 

◆鹿児島県(奄美本島)

 

1] 奄美まつり 舟こぎ競争大会

・鹿児島県名瀬市

・8月第1土曜日(2000年は8月5日) 名瀬旧港

・協賛会 〒894-0025 名瀬市幸町25-8(市役所観光課) TEL0997-52-1111

・アイノコ(地方名:木造) 櫂 漕ぎ手7人(うち1人梶取り:梶は同じ) 笛吹1人 8人乗り 船は長さ7m、幅1.1m、深さ0.5m

★奄美祭りは8月の第1土・日曜日を中心に3日間にわたる名瀬市はもちろん奄美を上げての祭りであり、奄美花火大会、八月踊り大会、島歌大会とならぶ一大行事が「舟こぎ競争大会」である。2000年が第37回目。参加チーム数は一般155、女子36合計191を数える最大の大会。午前9時からはじまり、午後7時近くに決勝戦が行われる。参加チームは本土に在住の奄美出身者チームをはじめ全島から集まる。旧名瀬港に特設された競争コースをコノ字形に囲んだ数千人の観客は、最後まで大歓声の応援をつづける、列島各地の『船競漕』の中でも、もっとも盛んなしかも地方色ゆたかな大会である。

●『フナショブ』「奄美生活誌」(恵原義盛著)から奄美諸島における古い時代の船競漕について引用する。「競舟をフナショブといいます。…大正以前はイタツケ舟が、大正後期後はアイノコ舟が、各村には十数隻あったし、名瀬における旧藩時代からの舟競漕の習俗と、何かにつけ競争したがる南島の人の習性と、海洋民族の血と、そういった幾つかの要因があるので、昔から今日までフナショブということは住民の血を沸かさずにはおきません。旧藩時代から明治までの名瀬湾での競漕は村対抗であり、今日の国体のようなものでしたから各村々の力の入れ方は大変なものであったとのことです。これは大型イタツケ即ちナガクサであるから、昔の琉球のハーリーのようなものであったと思われます。

 

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更新日: 2020年9月26日

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