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●車両メンテナンス

ラオス国内において全ての車両は年に2回運輸省の車検を受ける必要がある。長距離バス車両はこの車検を通過した車両である。

 

(3) ターミナル施設・バス停

南部バス組合はモーニングマーケットに隣接する土地に、5〜6台分の待機スペースを持つバスターミナルを構えており、他の交通機関との連携が良い。南部バス組合では、1997年にビエンチャン市外から約13km郊外にターミナルを独自で新設したが、市内交通との接続がうまく行かなかったため再び市内中心部まで乗入れている。

北部バス会社は中心部から西に1kmの所に、4台分の駐車スペースを持つターミナルを構えている。ターミナルには事務所、切符売場を備えている。

現在はフリー乗降制なのでバス停が存在しないが、長距離バス会社ではバス停の位置を決める必要があると考えている。バス停位置の設定はMCTPC運輸局の告示が必要となる。

 

 

 

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