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かつて、50万DWT型の超々大型の原油タンカーが開発され、過去に4隻建造されたが、1999年現在4隻共、備蓄に使用され、十分活用されていない現実を考えると、超々大型コンテナ船も計画どおりに輸送貨物が確保できず、十分活用されない可能性があることも否定出来ないのではなかろうか。

したがって、13,000TEU型の超々大型コンテナ船は、就航条件の制限から特定航路にのみ就航し、現在の主要船型に代わり、21世紀におけるコンテナ船の主流になることはないと考える。そして、超々大型タンカーのような路を辿るのか、あるいは業界に物流改革を齎す役割を果たすのかは、21世紀の経済や貿易の発展の如何によるものであろう。

 

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