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タイ国におけるモーダルシフトに伴う新規造船需要に関する調査報告書

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


表9.2-7:汚染状況の比較-バンサファン〜マプタプト路線

087-1.gif

 

9.3 道路維持費用

 

車両の通行による道路上の損傷の大部分は、大型トラックによるものである。1台の積載超過トラックの通過は、多数の乗用車又は小型ピックアップトラックによるのと同程度の損傷とを与えることとなる。そのため海上輸送の増加は多額の道路維持費用の節約につながる可能性がある。更に、タイでは未だに効果的な道路料金システムがないため、大型車両による道路損傷は、これらの車両の支払う料金に適切に反映されておらず、このため道路輸送費となって表れていない。これは沿岸輸送よりも道路輸送を好むという重要な市場のゆがみにつながっている。

「マエクロン及びタチン川における輸出促進のための水上輸送発展に関するフィージビリティースタディー」では10輪トラックの道路維持費用はキロメートル当たり0.53バーツで、18輪トラックは0.95バーツであると記録している。これは法的限度内で積載を行っているトラックに対する数値である。しかし多くのトラックが超過積載を行っていることは明らかである。本調査でヒアリングした者の一人は、代表的な例として10輪トラックでの場合は20トン、18輪トラックとトレーラの組み合わせの場合は30トンという数字をほのめかした。道路の損傷は軸荷重により急速に増加しており、通常の目安は軸荷重の4倍の力に比例して損傷が起こるといわれている。

 

表9.3-1:道路維持費用-主要鉄鋼路線(バーツ/運搬トン)

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